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LS電線が欧州に超高圧ケーブル供給へ、オランダ国営会社と2兆ウォン台契約

LS電線が欧州に超高圧ケーブル供給へ、オランダ国営会社と2兆ウォン台契約

Posted May. 09, 2023 08:36,   

Updated May. 09, 2023 08:36

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LS電線は、欧州に2兆ウォン台の超高圧直流送電(HVDC)ケーブルを供給する。電線メーカーが受注した金額としては、過去最大の規模だ。

LS電線は8日、オランダ国営電力会社テネットと2兆ウォン規模のHVDCケーブル供給契約を交わしたと発表した。北海海上風力団地とドイツ・オランダ内陸をHVDCケーブルで結ぶ事業だ。LS電線は、ベルギーの建設会社ヤンデヌルやデニスなどとコンソーシアムを立ち上げて契約を受注した。テネットは、主要電線メーカーの入札参加条件として1年間の長期信頼性試験を要求したが、LS電線は昨年10月、テネットの技術仕様と国際標準などに従って行った試験に成功した。

LS電線は、2026年から525kV(キロボルト)級海底及び地中ケーブルを供給する。525kV級ケーブルは、HVDCの中で最高電圧だ。従来の320kV級より、送電量を大幅に増やした。電圧型(VSC)技術を採用して、送電方向を自由に変えることができる。LS電線は、「525kV級ケーブルとVSC技術共に世界で少数メーカーだけが開発に成功し、韓国国内ではLS電線だけが唯一技術を保有している」と説明した。

LS電線は、「最近HVDC専用工場を新設するなど、市場拡大に備えてきた」とし、「ヨーロッパや北米などで市場が急成長しているだけに、追加投資も計画している」と明らかにした。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com