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韓米の基準金利差が過去最大の1.75%P

韓米の基準金利差が過去最大の1.75%P

Posted May. 05, 2023 08:46,   

Updated May. 05, 2023 08:46

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米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は3日(現地時間)、基準金利を0.25%ポイント引き上げるベビーステップをに踏み切った。米基準金利が5.00~5.25%に跳ね上がり、韓国との基準金利の格差は史上最大の上段基準で1.75%ポイント広がった。

FRBのジェローム・パウエル議長は同日、連邦公開市場委員会(FOMC)会議後の記者会見で、米個人消費支出(PCE)の上昇率は4%台で依然として高いとし、満場一致で金利引き上げを決めたと明らかにした。

しかし、パウエル議長は、「(利上げ終了時点に)近づいており、すでに到達している可能性もある」とし、6月のFOMCでは金利を据え置く可能性があることをほのめかした。金利引き上げの持続を象徴する「追加緊縮が適切だ」という表現も、声明に盛り込まなかった。この14ヵ月間に10回、計5%ポイントを上げた40年余りぶりの通貨緊縮サイクルが終わったことを示唆したのだ。ただパウエル議長は、「利下げは不適切だ」とし、「(必要ならば)金利をさらに引き上げることができる」と述べた。パウエル議長の会見後、同日ニューヨーク証券市場は下落傾向で取引を終えた。


金玹秀 kimhs@donga.com