秋慶鎬経済副首相「来月に韓国で鈴木財務相と会談」、２０１６年以来７年ぶりの韓日財務相会談

韓日関係が冷え込み、７年近く中断されていた両国の財務長官会談が、来月、韓国で開かれる。

秋慶鎬（チュ・ギョンホ）副首相兼企画財政部長官は１３日（現地時間）、米国ワシントンで記者団に対し、「日本の鈴木俊一財務相と、５月初めに公式会談を行うことにした」と述べた。鈴木財務相は来月２～５日、仁川松島（インチョン・ソンド）で開かれるアジア開発銀行（ＡＤＢ）年次総会に出席するため訪韓する。

主要２０ヵ国（Ｇ２０）財務相会議に出席するため米国を訪問している秋副首相は、同日、鈴木財務相と会談再開に合意した。秋副首相は、「韓日首脳会談で（協力の）大きな扉を開いたのだから、分野別に政府機関間の協議をしなければならないと考え、経済や金融分野でも当然日本財務省と協力関係を拡大する必要がある」とし、「今回の会談が第一歩を踏み出すものであり、会談で両国間の協力拡大をどのように進めていくかに関する内容が交わされるのではないかと思う」と説明した。

韓日経済の首長らが、協力策を話し合うために向かい合うのは、当時の柳一鎬（ユ・イルホ）副首相兼企画財政部長官と麻生太郎日本副総理兼財務相が会った２０１６年８月以来となる。２０１７年、釜山（プサン）の日本総領事館前の慰安婦少女像の設置などで韓日関係が悪化し、両国財務相の会談も中断された。


朴熙昌 ramblas@donga.com