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朴槿恵元大統領が帰郷後初の外出、大邱桐華寺を訪問

朴槿恵元大統領が帰郷後初の外出、大邱桐華寺を訪問

Posted April. 12, 2023 09:17,   

Updated April. 12, 2023 09:17

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朴槿恵(パク・グンへ)元大統領が11日、大邱東区八公山(テグ・トング・パルゴンサン)の桐華寺(トンファサ)を訪問した。昨年3月に大邱達城郡(タルソングン)の私邸に入居して以来、初めての公式外出となる。

朴氏は同日午前10時半ごろ、桐華寺に到着した。トレードマークであるアップスタイルに白いジャケット、ベージュのズボン、スニーカーの姿をし、真珠のネックレスでおしゃれを加えた姿だった。

あらかじめ待機していた数十人の支持者たちに笑みを見せながら車から降りた朴氏は、桐華寺の説法殿の前でウィヒョン僧侶らから花束を受け取った。さらに、高さ30メートルの統一薬師大仏に移動して合掌後、僧侶から祝願と励ましの言葉を聞いた。

ウィヒョン僧侶は、「朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領がセマウル運動と産業化を通じて、食べることすらまともにできなかった時期に終止符を打った」と話した。これに朴氏は手をたたきながら微笑んだ。

しかし、ウィヒョン僧侶は、「朴槿恵大統領は、秘密裏に実力者をもっていない。文在寅(ムン・ジェイン)政府は数十人、数十万人、数百万人が秘密裏の実力者だ」と言うと、固い表情を見せたりもした。その後、朴氏は精進料理体験館に移動し、桐華寺住職のヌンジョン僧侶とお茶を飲んで談笑した。

朴氏は、桐華寺での日程をこなしながら、朴氏の名前を叫びながら健康を祈る支持者たちと握手を交わした。概して元気な姿だったが、階段などを歩く時は何度も足を踏み外したりもした。朴氏は、「前をよく見ないと、よく転ぶから」と短く語った。初の公開日程であるだけに、朴氏がメッセージを出すだろうという予想も出たが、これといった発言はなかった。

朴氏と同行した柳榮夏(ユ・ヨンハ)弁護士は、「前回の朴元大統領の誕生日に、桐華社の僧侶がお祝いの欄を送りながら訪問を要請し、これに応じてくることになった」とし、「朴元大統領の健康は、1年前よりはかなり良くなった」と述べた。


大邱=ミョン・ミンジュン記者 mmj86@donga.com