Go to contents

スターウォーズ出演のイ・ジョンジェ「スターウォーズ、誰が断れますか」

スターウォーズ出演のイ・ジョンジェ「スターウォーズ、誰が断れますか」

Posted April. 11, 2023 08:59,   

Updated April. 11, 2023 08:59

한국어

昨年、アジアの俳優としては初めてエミー賞主演男優賞を受賞した俳優イ・ジョンジェ(52)が「スターウォーズ」の新ドラマシリーズ「ザ・アコライト(The Acolyte)」でマスタージェダイを演じる。10日、所属事務所のアーティストカンパニーによると、イ・ジョンジェは7日(現地時間)、英国ロンドンで開かれた「スターウォーズ・セレブレーション」に参加し、来年ディズニープラスで公開される「ザ・アコライト」でマスタージェダイ役を演じたと明らかにした。

イ・ジョンジェは同日、「私の母語は英語ではない。アコライトがスターウォーズシリーズでなかったら断っただろう。しかし、スターウォーズを誰が断ることができるだろうか」と笑顔で語った。その上で「アクションシーンでライトセーバーを初めて握った時、凄く胸がいっぱいになった」とし、「今まで出たスターウォーズの中で最も興味深い物語になりそうだ」と話した。マスター・ジェダイはライトセーバーを使う宇宙の騎士であり機械工学に長けた学者だ。

「ザ・アコライト」は映画「スター・ウォーズ:エピソード1/見えない危険」(1999年)の100年前の話で、計8部作だ。共和国時代末期を背景に銀河系の暗い秘密と、新らに台頭する悪の勢力に対する話を盛り込んだ。製作者レスリー・ヘッドランドは「『スターウォーズ』宇宙を暴きたかったし、悪党の観点から自分があまりにも愛する世の中の話をしたかった」とし、「『アナと雪の女王』と『キルビル』が混ざった感じを表現することを望んだ」と明らかにした。

アジア人の俳優がマスタージェダイを演じるのは「スターウォーズ」の多様性を拡張するという点で大きな意味を持つ。マスタージェダイの弟子パダワン役は黒人俳優のアマンドラー・ステンバーグが演じた。米国の映画専門誌「COLLIDER」は、「最も多様な人種の出演陣を見せる今回のシリーズは『スターウォーズ』の伝統を破るだろう」と報じた。デッドラインは「アジア俳優と黒人を主演に起用する珍しいシリーズになるだろう」と評価した。


キム・テオン記者 beborn@donga.com