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英国王チャールズ3世「王室の奴隷貿易の過去史研究を支援」

英国王チャールズ3世「王室の奴隷貿易の過去史研究を支援」

Posted April. 08, 2023 08:54,   

Updated April. 08, 2023 08:54

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チャールズ3世の英国王(写真)が、王室の奴隷貿易の歴史を明らかにする研究に協力することを決めた。王室が、奴隷貿易の歴史研究を公開的に支持したのは今回が初めてだと、英日刊紙ガーディアンが明らかにした。

英国のBBC放送などによると、英国王室は6日(現地時間)、声明を通じて、17~18世紀の先代国王と奴隷貿易との歴史的関連性を研究できるよう支援すると明らかにした。王室が所有している資料をすべて公開するという。昨年10月、チャールズ3世の即位直後、マンチェスター大学と英国王宮管理財団は関連研究に着手した。王室の報道官は、「国王は、先祖の奴隷貿易を非常に深刻に受け止めている」とし、「徹底的な調査が重要だ」と明らかにした。今回の声明は、最近ガーディアンが、英国の王だったウィリアム3世が1689年、奴隷貿易業者であるエドワード・コールストンから奴隷貿易企業「王立アフリカ会社」の株式を譲り受けた事実を示す文書を初めて報道した後になされた。


イ・チョンア記者 clearlee@donga.com