ベンゼマのリベンジ、バルセロナの本拠地でハット達成しＲ・マドリードの国王杯決勝進出をけん引

カリム・ベンゼマ（レアル・マドリード）が２試合連続ハットトリックを達成した。レアル・マドリードはライバルのバルセロナを破り、スペイン国王杯（コパ・デル・レイ）決勝に進出した。

Ｒ・マドリードは６日、バルセロナとの今季コパ・デル・レイ準決勝第２戦の訪問試合で４－０で大勝した。先月３日、ホーム第１戦でバルセロナに０－１で敗れたＲ・マドリードは、２戦合計４－１で決勝に進出した。２０１４年以来９年ぶりにコパ・デル・レイ決勝に進んだＲ・マドリードは来月７日、オサスナを相手に同大会２０度目の優勝に挑む。コパ・デル・レイ最多優勝チームは３１回のバルセロナだ。

バルセロナとの「エル・クラシコ」で最近３試合連続で敗れたＲ・マドリードは、ベンゼマを前面に出して雪辱に成功した。ベンゼマは１－０でリードしていた後半５分、ゴールの隅を狙ったシュートで追加ゴールを決めた後、後半１３分にＰＫＰＫゴール、後半３５分に右足シュートでハットトリックを完成させた。

２日、レアル・バリャドリードとのリーグ戦でハットトリックを達成してチームを６－０の大勝に導いたベンゼマは４日ぶりで２試合連続となるハットトリックを記録した。ベンゼマはフェレンツ・プスカシュ以来６０年ぶりにバルセロナの本拠地カンプ・ノウでハットトリックを達成したＲ・マドリード選手になった。Ｒ・マドリード選手がバルセロナを相手にハットトリックを記録したのも１９９５年のイバン・サモラーノ以来２８年ぶりのこと。

同日の試合途中、バルセロナのホームファンがリオネル・メッシ（パリ・サンジェルマン）の名前を叫んだ。スペインメディア「フットボール・エスパーニャ」は「バルセロナファンがメッシの復帰可能性に興奮を隠せず、前半１０分と後半１０分にメッシの名前を大きく叫んだ」と伝えた。２００４年にバルセロナでプロデビューしたメッシは、２０２１年６月までバルセロナでプレーし、７７８試合で６７２ゴール２６９アシストを記録した。メッシは２０２１年８月、パリ・サンジェルマン（ＰＳＧ＝フランス）に移籍した。最近、メッシとＰＳＧの契約交渉が決裂したというニュースとともに、メッシのバルセロナ復帰説が出ている。


金培中 wanted@donga.com