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選手とクラブオーナーを批判したコンテ氏がトッテナムと決別

選手とクラブオーナーを批判したコンテ氏がトッテナムと決別

Posted March. 28, 2023 08:31,   

Updated March. 28, 2023 08:31

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孫興民(ソン・フンミン)が所属するトットナム・ホットスパーがアントニオ・コンテ監督(写真)と別れた。

トッテナムはホームページを通じて「相互合意によってコンテ監督がチームを離れた。残りのシーズンはヘッドコーチのクリスティアン・ステリーニ氏が監督代行としてチームを率いる」と27日伝えた。2021年11月、トッテナムの指揮を執ったコンテ監督の契約期間は今年6月までだった。今季、イングランド・プレミアリーグ(EPL)は5月29日に終了する。

トッテナムは「相互合意(mutual agreement)」という表現を使ったが、英国メディアはコンテ監督が事実上解雇(dismissal)されたと受け止める雰囲気だ。BBCは、「コンテ監督が解雇されたのは彼がトッテナム選手たちに対して『自己中心的』という表現を使ったため」と伝えた。コンテ氏のクラブへの批判が解雇につながったということだ。

今季EPL4位のトッテナムは19日、最下位(20位)サウサンプトン戦で3-1でリードしたが、後半30分以降2ゴールを許して3-3で引き分けた。この試合後の記者会見でコンテ氏は、「われわれはチームではないということを示した。11人がプレーするのに自己中心的な選手たちが見える」と選手たちに責任を転嫁した。また「20年間クラブオーナーがいたが、何も得られなかった。ここを通った監督たちだけの責任か」と言い、トッテナムのダニエル・レヴィ会長に批判の矛先を向けた。

BBCによると、コンテ氏はトッテナムを指揮した1年4ヵ月間、76試合で54.1%の勝率を記録し、彼が以前采配していた欧州5大リーグのチームに及ばなかった。コンテ氏はユベントス(イタリア)では151試合に勝率67.5%、チェルシー(イングランド)では106試合に勝率65.1%、インテル・ミラノ(イタリア)では102試合に勝率62.7%を記録した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com