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ピアニストのイ・ヒョク氏が仏革命記念日のコンサートで独奏

ピアニストのイ・ヒョク氏が仏革命記念日のコンサートで独奏

Posted March. 08, 2023 08:31,   

Updated March. 08, 2023 08:31

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ピアニストのイ・ヒョクさん(23)が、7月14日、フランス革命記念日の「バスティーユの日」の記念公演で独奏を行う。韓国人がフランスの祝日記念舞台に上がるのは初めてだ。

イ氏は、フランス・パリのエッフェル塔の下のシャン・ド・マルス広場で開かれるクラシック公演で、1部の最後の順番で舞台に立ち、20分間ピアノの独奏を披露する予定だ。パリ市と公共フランステレビが共同開催する行事で、テレビとラジオで生中継される。バスティーユの日は、フランス大革命の出発点となった1789年のパリ市民のバスティーユ監獄襲撃を称える日だ。

今回の公演は、イ氏が昨年11月、フランスの「ロン=ティボー国際コンクール」のピアノ部門で1位タイとなり、その時手にした副賞の一つだ。日本人ピアニストの亀井聖矢氏も一緒に1位となったが、公演主催側がイ氏に演奏を要請したという。1943年に創設されたロン=ティボー国際コンクールで、韓国人ピアニストが1位になったのは2001年のイム・ドンヒョク氏(39)以来21年ぶりのことだ。

イ氏は2012年、ロシア・モスクワ国際青少年ショパンコンクールで最年少優勝および最優秀協奏賞を受賞し、国際舞台にデビューした。2016年にポーランドのパデレフスキ国際ピアノコンクールでも最年少で優勝した。2021年のショパンコンクールで韓国人として唯一決選に進み、同年12月、フランスのアニマートコンクールで優勝した。モスクワのチャイコフスキー音楽院に通っていたイ氏は昨年、ロシアのウクライナ侵攻後、パリのエコールノルマル音楽院に移り、最高演奏者課程に通っている。


イ・ソヨン記者 always99@donga.com