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バイデン大統領「シンディ・チョン判事は米国の多様性を代表」

バイデン大統領「シンディ・チョン判事は米国の多様性を代表」

Posted February. 16, 2023 08:34,   

Updated February. 16, 2023 08:34

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バイデン米大統領は14日(現地時間)、韓国系米国人のシンディ・チョン第3巡回区控訴裁判所判事(写真)の承認について、「この巡回裁判所で勤務する初のアジア太平洋系(AAPI)判事」と強調し、「米国の最高資産である多様性を代表することになる」と述べた。

バイデン氏は前日、米上院で自身が指名した連邦裁判官が100人目の公認を受けたことを記念する声明を発表し、「優れた資格を備えた裁判官で司法部を強化したことは、在任中最も誇らしいこと」と述べた。

上院の承認を受けたチョン氏は、韓国系米国人女性としては2人目の連邦控訴裁判所判事になった。韓国の高等裁判所にあたる第3巡回区控訴裁判所判事は、ペンシルベニア、デラウェア、ニュージャージー、バージン諸島を管轄する。

ネブラスカ州オマハで生まれたチョン氏は、コロンビア大学ロースクールを卒業し、ニューヨーク州検事などを経て、2014年からペンシルベニア州西部連邦検察庁の検事として働いた。昨年7月、バイデン氏によって控訴裁判所判事に指名された。

バイデン氏は、チョン氏のほかにもプエルトリコ地区連邦地裁判事に承認されたヒナ・メンデスミロ氏に触れ、「この裁判所で勤務する初のオープンな性的マイノリティ判事になるだろう」とし、「私たちは重要な進展を成した」と強調した。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com