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現代自グループ、米JDパワー品質調査で2年連続トップ

現代自グループ、米JDパワー品質調査で2年連続トップ

Posted February. 13, 2023 08:41,   

Updated February. 13, 2023 08:41

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現代(ヒョンデ)自動車グループは、米国最高権威の耐久品質調査(VDS)で日本車を圧倒し、2年連続で最高品質の自動車グループとして認められた。新車品質に対する好評に続き、車を購入後、耐久性の面でも技術力が高く評価され、グローバル自動車名家としての地位を固めていく雰囲気だ。

12日、現代自動車グループによると、米市場調査会社ジェイディーパワー(JD Power)が発表した2023年のVDSで、高級車ブランドを含めた計31ブランドのうち、ジェネシス(144点)が2位、起亜(キア、152点)が3位、現代自動車(170点)が8位につけた。グループ別の平均点数で見ると、現代自動車グループはトヨタグループ(163点)やGMグループ(165点)など16の自動車グループの中で最も低い160点を示した。

順位算定の基準となる点数は、車を買って3年目になる顧客が184項目に対する品質満足度を評価して集計され、低いほど満足度が高いことを意味する。今回のVDSは、2019年7月から2020年2月まで米国で販売された計31ブランド、227モデル(3万62台車両)を対象に実施された。

昨年の同じ調査に続き、現代自動車グループは2年連続で最高の耐久品質力を備えた自動車グループとして名を連ねた。昨年のVDS発表当時、現代自動車グループは平均点数が147点を記録し、トヨタグループ(158点)やGMグループ(172点)を抜いてグループとしては初めて1位となった。

今年、起亜自動車は特に18の一般ブランドの中で最も低い点数がつけられ、3年連続で「最優秀一般ブランド賞」を受賞する栄誉に輝いた。三菱(167点・4位)やトヨタ(168点)など日本車のブランドを大差で引き離した。起亜自動車のK3(現地名はフォルテ)、K5(オプティマ・中型車)、スポーテージは3つの車級(準中型車、中型車、準中型SUV)で「最優秀品質賞」を総なめした。

昨年、一般ブランドで3位だった現代自動車は、今年は日産、ミニ(以上170点)と共に6位タイに名を連ねた。ジェネシスは、13の高級車ブランドのうち、日本のレクサス(133点)に次いで2位となった。ジェネシスは、他の日本の高級車ブランドであるインフィニティ(5位・205点)、アキュラ(7位・211点)などとは60点以上の差を広げた。

VDSは、ジェイディーパワーの新車品質調査(IQS)と共に、米国の消費者が車を購入する際の基準とする二大目安と考えられる。現代自動車グループは、2016年、グループ史上初めて起亜自動車がIQSで1位につくなど、これまで新車品質評価では良い成果を上げてきた。現代自動車グループが、車両の事後管理能力を評価するVDSでも上位圏に入る成績を出し始めたのは、2020年を過ぎてからだ。業界の関係者は、「最近、現代自動車グループの弱点として挙げられてきたのが耐久性だった」とし、「日本自動車のブランドが品質力を認められてから、北米市場での成長の勢いが急ピッチで進んだように、現代自動車グループも(今回の評価で)質的量的成長が期待できるだろう」と述べた。


金在亨 monami@donga.com