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新学期から発熱検査と給食室の仕切りがなくなる

新学期から発熱検査と給食室の仕切りがなくなる

Posted February. 11, 2023 08:38,   

Updated February. 11, 2023 08:38

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3月の新学期から、児童生徒たちは登校の際に発熱検査を受けず、仕切りなしで給食を食べることができる。登校前に必ずしなければならなかった自己診断アプリケーションは、発熱などの症状がある児童生徒だけが参加することになる。

10日、教育部はこのような内容が盛り込んだ「2023年の新学期の幼小中等および特殊学校の防疫運営案」を発表した。新型コロナの流行がピークを過ぎたという判断を受け、屋内マスク着用義務の解除に続き、学校内の防疫措置を緩和したものだ。教育部の張商允(チャン・サンユン)次官は、「コロナ禍前の『社会的ルール』に戻ったと見て良い」とし、「完全な正常化や日常回復ではないが、教育活動を侵害しうる指針を解除した」と説明した。

新学期からは、登校時に児童生徒全員と全教職員を対象に行ってきた発熱検査が廃止される。給食室に設置された仕切りも、新学期からはなくなる。ただ、学校別に感染状況を考慮して自主的に発熱検査をしたり、給食室の仕切りを維持することは可能だ。

自己診断アプリは、発熱や喉の痛みなどの症状が現れる場合に限って参加すれば良い。現在はすべての児童生徒と教職員が必ず参加しなければならなかったが、その負担に比べて実効性が落ちるという評価を受けてきた。いつも開けておくべきだった教室の窓は、1日3回、10分以上開けて換気を行うことに見直された。

先月の屋内マスク指針の解除で、通学バスなど一部の状況を除いてはマスクを着用しなくても済む。まだ一部の教育機関で自主的にマスクを着用しているという指摘に対して、張次官は「児童生徒と保護者が不安を振り払うには、時間が必要だ」と話した。新規感染者が発生した場合、同じクラスで症状を見せる児童生徒を対象に、迅速抗原検査を実施するのは以前と同じだ。


チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com