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尹大統領、行安部長官弾劾可決で「国政空白の最小化」を指示…国政企画首席がハブ役

尹大統領、行安部長官弾劾可決で「国政空白の最小化」を指示…国政企画首席がハブ役

Posted February. 10, 2023 08:58,   

Updated February. 10, 2023 08:58

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憲政史上初の国務委員の弾劾訴追案の可決で、首長空白事態を迎えた行政安全部(行安部)は、韓唱燮(ハン・チャンソプ)次官を長官職務代行とする非常体制を稼動している。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領も、国政空白がないよう、大統領室と首相室が緊密に協力するよう指示したという。

9日、行安部によると、韓代行は前日の弾劾案の可決直後、緊急幹部会議を主宰したのに続き、同日2回目の幹部会議を開いた。弾劾訴追後、慌ただしい省庁の雰囲気を引き締め、各局室別の実務の支障を最小限に抑えるという趣旨からだ。韓代行は、「国民の安全に隙間がないよう、迅速な報告体系の維持および現場点検に万全を期してほしい」と話した。

尹大統領の指示を受け、大統領室との疎通を強化するために、李官燮(イ・グァンソプ)大統領国政企画首席秘書官が行安部業務の「ハブ」役を担うことにした。大統領室の関係者は、「尹大統領は、国政空白を最小限に抑えるため、行安部とより緊密に協力してほしいと指示した」と話した。

それでも、内部からは業務の推進力が落ちるだろうという懸念の声が出ている。行安部は今年、国家安全システムの全面的な見直しやデジタルプラットフォーム政府など、大きな懸案を推進している。行安部の関係者は、「他の部署または地方自治体と協議する業務が多いが、長官の不在で政策の推進力が落ちるのではないかと心配だ」と話した。


イ・ソジョン記者 sojee@donga.com