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プーチン大統領、「クリスマス停戦」提案しながら砲撃継続

プーチン大統領、「クリスマス停戦」提案しながら砲撃継続

Posted January. 09, 2023 08:26,   

Updated January. 09, 2023 08:26

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ロシアのプーチン大統領が、ロシア正教会のクリスマス(7日)を迎え、「36時間停戦」をロシア軍に指示したにもかかわらず、ウクライナの東部戦線では砲撃の音が絶えなかった。

ロイター通信など外信は7日、ウクライナ東部ドネツク州のバフムト地域で砲撃音が響き渡ったと報じた。ウクライナ軍総参謀部は同日、フェイスブックに、「ロシア軍が土曜日(7日)、最前線に沿って数十の陣地と居留地に砲撃を加えた」と明らかにした。ウクライナ大統領府のキリロ・ティモシェンコ副長官は、プーチン氏が停戦を提案した前日も、ロシア軍はバフムトだけでなく、近くのクラマトルスクをミサイルで2回攻撃したと主張した。米紙ニューヨーク・タイムズは同日、「ロシア軍は停戦宣言にもかかわらず、バフムト占領の試みを全く止めなかった」とし、「大砲と迫撃砲が轟音を鳴らして次々に飛んできた」と伝えた。

 

プーチン氏は同日、クレムリンにあるロシア正教会のクリスマス礼拝に出席し、「教会はウクライナ特別軍事作戦に参加した兵士たちを支持している」とし、「このような私心のない行動は心から尊敬されなければならない」と述べた。これに先立ち、ロシア正教会のキリル総主教は、ロシア国営メディアのインタビューで、ウクライナ戦争を「ロシアの世界」を保つために西洋諸国と繰り広げる神聖な闘争だと話した。

米ホワイトハウスは6日、ブラッドリー歩兵戦闘車50台と対戦車ミサイル500機、弾薬25万発など37億5千万ドル(約4兆7250億ウォン)規模の軍事支援を発表した。初めてウクライナに提供される米軍のブラッドリー歩兵戦闘車は、対戦車ミサイルを発射できることから「戦車キラー」と呼ばれる。


姜聲煇 yolo@donga.com