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出揃った「東南アジアW杯」三菱電機カップ4強、3チームが韓国人監督

出揃った「東南アジアW杯」三菱電機カップ4強、3チームが韓国人監督

Posted January. 05, 2023 09:02,   

Updated January. 05, 2023 09:02

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「東南アジアのワールドカップ」で韓国人監督3人が率いる3ヵ国が4強進出を果たした。

東南アジアサッカー選手権の「三菱電機カップ」でインドネシアの申台龍(シン・テヨン)監督(53)に続き、ベトナムの朴恒緒(パク・ハンソ)監督(64)、マレーシアの金判坤(キム・パンゴン)監督(54)が、ベスト4進出を決めた。日本人監督率いるカンボジアとシンガポールはグループリーグで敗退した。

ベトナムとマレーシアは3日に行われた三菱電機カップのグループリーグ最終戦で、それぞれミャンマーとシンガポールを3-0、4-1で下した。ベトナムは勝ち点10(3勝1分け)、マレーシアは勝ち点9(3勝1敗)でB組1位、2位となりベスト4入りした。インドネシアは2日、フィリピンを2-1で制し、A組2位で4強進出を決めた。4強に進出した国の指揮官のうち3人が韓国人だ。タイはブラジルとドイツの二重国籍を持つアレシャンドレ・ポルキン監督(47)が率いている。

準決勝ではベトナムとインドネシア、マレーシアとタイがホームアンドアウェーで2度対戦する。マレーシアが前回王者で、大会最多優勝国(6回)であるタイを制して決勝に進出すれば、韓国人司令塔間の決勝対決が繰り広げられる。決勝も13日と16日、ホームアンドアウェーで行われる。

今回の三菱電機カップの10の参加国すべてに外国人指導者が指揮を執った。韓国人指導者3人をはじめ、欧州出身5人、そして日本人指導者が2ヵ国を担当した。カンボジアの司令塔には廣瀬龍(67)、本田圭佑監督(37)が率いており、シンガポールは西ヶ谷隆之監督(50)が務めている。A組のカンボジアは2勝2敗、B組のシンガポールは2勝1分け1敗でベスト4進出に失敗した。

ベトナムは2018年大会以来4年ぶりに優勝に挑む。インドネシアは今大会で頂点に上り詰めれば史上初の優勝となる。マレーシアは2010年大会以来12年間優勝がない。2017年からベトナムの指揮を執った朴監督は、今大会を最後にベトナムとの5年間の同行を終える。申監督率いるインドネシアと準決勝で対戦する朴監督は3日、ミャンマー戦が終わった後、「インドネシアの最近の競技力を見ると、申監督が良い選手を多く帰化させ、選手たちが体力、戦術、技術的に一段階成長した」としながらも、「私がベトナムを引き受けた後、インドネシアには一度も負けたことがない。容易ではない相手だが、我々が勝てると思う」と話した。朴監督と申監督はそれぞれベトナムとインドネシアを采配してから2度対戦し、朴監督が1勝1分けで上回っている。

2020年にインドネシア監督に就任した申監督は、2020年三菱電機カップで準優勝した。金監督は昨年1月、マレーシアの監督に選任され、前大会でグループリーグ敗退したマレーシアをベスト4に押し上げた。


金培中 wanted@donga.com