クリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェル(27)がNBA史上初の「70得点・10アシスト」を達成した。ミッチェルは3日、ホームでシカゴ・ブルズを相手に71点、11アシスト、8リバウンドで記録し、チームを145-134の逆転勝ちに導いた。同日、チームはミッチェルの得点とアシストで計99点をあげた。
1試合71得点は2006年1月、ロサンゼルス・レイカーズ対トロント・ラプター戦でレイカーズのレジェンドのコービー・ブライアント(1978~2020)が81点をあげた後、NBAで出た最多得点記録だった。これでミッチェルは70得点以上の試合だけで6回も行ったチェンバレンをはじめブライアント、デイビッド・トンプソン(69=73得点)、デビッド・ロビンソン(58)、エルジン・ベイラー(1934~2021、以上71得点)、デビン・ブッカー(27、フェニックス・サンズ=70得点)に続き、1試合70点以上を決めたNBA史上7人目の選手になった。
今季開幕を控えてユタ・ジャズからクリーブランドにトレードされたミッチェルは、延長戦に入る前の第4クォーターを終えた時、すでに58点をマークし、レブロン・ジェームズ(39)、カイリー・アービング(31)が持っていたクリーブランドフランチャイズ最多得点記録(57点)も破った。アービングは、ジェームズと「記録は破られるものだ。ミッチェルが目覚めてくれて嬉しいという話を交わした」と伝えた。
新年初試合で大記録を立てたミッチェルはツイッターにこの日の試合後に撮った記念写真をアップし、「新年、新しい私」と書いた。ミッチェルは、「NBAビデオゲームでは一度このような試合をしたことがあったが、野投の効率はむしろゲームの方が低かった」と笑った。同日、ミッチェルは2点シュート34本のうち22本(64.7%)、3点シュート15本のうち7本(46.7%)を成功させた。
任寶美 bom@donga.com