SKテレコムは19日、世界最大の家電・情報技術(IT)の見本市「CES2023」で、ネットゼロ(炭素純排出量ゼロ)達成のためのグリーン情報通信技術(ICT)を披露すると明らかにした。
SKテレコムは、来年1月5日から4日間、米国ラスベガスで開かれるCES2023で、SK株式会社やSKイノベーション、SKハイニックス、SKE&S、SKエコプラント、SKバイオファーム、SKCと共に2030年までに約2億トンの炭素排出量を減らすという目標を盛り込んで、「2030ネットゼロのための行動」をテーマに共同展示館(鳥瞰図)を運営する。
SKテレコムは、都心航空交通(UAM)とSKTが独自に開発した人工知能(AI)半導体「サピオン」、再生可能エネルギーをプラットフォームに連結して統合管理するシステムである仮想発電所を展示する。展示館に実物大のUAM仮想体験シミュレーターを作り、サピオン半導体がUAM機体の運航を支援し、仮想発電所が機体と離着陸場のバーティポートに電力を供給するなどの技術を紹介する計画だ。
ナム・ヘジョン記者 namduck2@donga.com