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与党執行部がクリスマスまでに党代表選出方式を変更、「100%党員投票」

与党執行部がクリスマスまでに党代表選出方式を変更、「100%党員投票」

Posted December. 16, 2022 08:37,   

Updated December. 16, 2022 08:37

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与党「国民の力」執行部が、クリスマスの25日までに次期党代表の選出方式を「党員投票100%」に変更することを検討している。一般国民世論調査を完全になくす案に、非尹(非尹錫悦)陣営は強く反発しているが、当選1、2回議員らは15日に続いて懇談会を開き、党執行部の方針に賛同した。

鄭鎮碩(チョン・ジンソク)非常対策委員長は同日、非対委会議で、「全党大会の意思決定に世論調査を採択した国は世界のどこにもない」とし、「全党大会の党員の総意を問う場であり、国民の人気を問う場ではないためだ」と述べた。現行の「党員投票70%、一般国民世論調査30%」から一般国民世論調査の割合を0%にする可能性を示唆したのだ。そして、「党の進路は党員が決定しなければならない」とし、「今日から全党民主主義の原則に沿った全党大会ルールの改正案を作る」と明らかにした。

同党の非対委は、クリスマスまでに全党大会ルールの変更を終える計画だ。党執行部は一般国民世論調査を10%に減らす案も検討したが、最終的に「党員投票100%」にする方向だという。これに先立ち、金杏(キム・ヘン)非対委員らは、「米国のように党員の100%現場投票が正しい」と主張した。

同党の当選1、2回議員らも同日、各々懇談会を開き、党員投票100%の変更に力を加えた。李仁善(イ・インソン)議員は、当選1回議員懇談会の後、記者団に、「ルールを変更することは適切でないという意見もあったが、100%党員投票で行こうという意見が大多数だった」と話した。鄭点植(チョン・ジョムシク)議員も、当選2回議員の会合後、「多くの議員が100%党員の意思によって党執行部を構成しなければならないという意見を提示した」と明らかにした。

しかし、「党員投票100%」に対する反発も依然としてあり、難航が予想される。党代表選への出馬を準備している尹相現(ユン・サンヒョン)議員は同日、KBSラジオ番組で、「『共に民主党』の場合、過去の代表選で(党員と世論調査の比率が)7.5対2.5だった。私たちが民主党より民心の割合が低くていいのか」と述べた。李俊錫(イ・ジュンソク)前代表もフェイスブックを通じて、「1等を切って5等を大学に送ろうとする瞬間、それが自己矛盾」とし、ルール改正に反対の意思を示した。


イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com