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来年から「国際電話です」の音声案内、「海外発振り込め詐欺」を知らせる

来年から「国際電話です」の音声案内、「海外発振り込め詐欺」を知らせる

Posted December. 09, 2022 09:01,   

Updated December. 09, 2022 09:01

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来年上半期(1~6月)から外国からかかってきた電話に出ると、「国際電話です」という音声案内のメッセージが出る。デポホン(他人名義の携帯電話)や振り込め詐欺などの不法行為の履歴のある名義者は、携帯電話の新規開通が1年間制限される。

科学技術情報通信部は8日、このような内容を盛り込んだ振り込め詐欺の防止対策を発表した。9月に発表した政府を挙げての対策の後続措置だ。政府は、国際電話を国内発信番号であるかのように騙すのに使われる不法番号の作り替え中継器や、振り込め詐欺に悪用された携帯電話などの端末を遮断できる法的根拠を設けた。デポホンを防ぐため、10月から1人の名義で開設できた回線数も、150個から3個に減らし、格安フォンの開通過程で身分証スキャナーを導入して、本人確認の手続きも強化する。

三星(サムスン)電子やアップルなどのメーカーと端末運営体制(OS)を改善し、発信番号の9、10桁が一致した時、住所録に保存された家族や知人の名前で表示され、誤認させた問題を直した。これからは外国からかかってきたら、「国際電話」の表示が画面に表記され、来年上半期には国際電話の音声案内措置も施行する。

不法フィッシングメールを早く追跡・遮断するために、来年3月からインターネット発送のメール事業者別の識別コードを挿入する。これまでは最大7日間がかかった発送者の遮断が、2日以内に減るものと見られる。また、来年初めから不法行為に利用された電話番号を携帯メール事業者同士で共有し、追加メールの発送が行われないよう遮断する。

フィッシングメールを受け取った時、直ちに「フィッシング通報」ができるワンストップ通報体系も作る。現在は、端末独自の迷惑通報ウィンドウを探して通報するか、韓国インターネット振興院のホームページなどを別に探して通報しなければならなかった。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com