三星電子、５Ｇ通信距離と速度で世界新記録

三星（サムスン）電子は７日、オーストラリアのモバイル通信会社ＮＢＮと共同で行った長距離の第５世代（５Ｇ）の通信試験で、伝送距離とダウンロード速度ともに、グローバル業界の新記録を達成したと明らかにした。三星電子が２８ＧＨｚ（ギガヘルツ）の５Ｇ技術をＮＢＮとテストした結果、基地局と１０キロ離れた距離でのダウンロードの平均速度は１.７５Ｇｂｐｓ（１秒当たりのギガビット）、最高速度は２.７Ｇｂｐｓを記録した。

三星電子は、２０１８年、米国で世界で初めて２８ＧＨｚを活用した家庭用５Ｇ超高速ブロードバンドサービスの商用化に成功し、韓国や日本、米国の主要事業者と超高周波数帯域の５Ｇサービスのために協力している。三星電子の関係者は、「次世代通信環境を画期的に転換する技術革新を先導する」と話した。


宋忠炫 balgun@donga.com