パク・セウン、ＦＡ控えてロッテと５年契約

自由契約選手（ＦＡ）資格の取得を１年後に控えていた「メガネエース」パク・セウン（２７）がロッテと非ＦＡの５年長期契約を結んだ。

プロ野球のロッテは２６日、「パク・セウンと５年総額９０億ウォン（年俸７０億ウォン、オプション２０億ウォン）で契約を締結した」と発表した。慶北（キョンブク）高校を卒業し、２０１４年にＫＴから１巡目指名を受けたパク・セウンは、２０１５年にトレードでロッテのユニホームを着た。昨年と今季にそれぞれ１０勝ずつを挙げ、２年連続の二桁勝利でチームに貢献した。

ロッテは今回の契約で、来季終了後にＦＡ資格を得るパク・セウンを一足先に引き止めるのに成功した。ＦＡでない選手が球団と複数年契約を結んだのはパク・セウンがＫＢＯリーグ史上６回目で、ロッテ球団史上初となる。昨年にパク・ジョンフン（３１）とムン・スンウォン（３３）を皮切りに、ハン・ユソム（３３）、金広鉉（キム・グァンヒョン＝２４、以上ＳＳＧ）、具滋昱（ク・ジャウク＝２９、三星）がＦＡ資格を得る前に複数年契約を締結した。

パク・セウンは、「先に複数年契約を提示してくれた球団に感謝する。ロッテのユニホームを着てプレーすることができて嬉しい。球団が私を信頼してくれただけに責任感を持って頑張りたい」と話した。

一方、兵役前のパク・セウンが契約期間内に入隊する場合、契約満了期限は軍服務期間だけ延ばされる。パク・セウンは今季、国軍体育部隊に志願し、書類選考に合格している状態だ。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com