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素材・部品・装備の重要戦略技術を100件から150件に拡大

素材・部品・装備の重要戦略技術を100件から150件に拡大

Posted October. 19, 2022 08:52,   

Updated October. 19, 2022 08:52

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素材・部品・装備産業の競争力強化のために、政府が管理、育成する重要戦略技術が100件から150件に拡大される。尿素のように技術水準は低いが特定国への依存度が高く、韓国国内産業に大きな影響を及ぼす品目は、「サプライチェーンの安定品目」に選んで管理する。

政府は18日、政府ソウル庁舎で、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府発足以来初めて、「素材・部品・装備の競争力強化のための委員会」を開き、このような内容の「素材・部品・装備産業の政策方向性」について議決した。産業通商資源部の李昌洋(イ・チャンヤン)長官は、「米中技術覇権の深刻化など、グローバルサプライチェーンの再編が加速化する状況で、安定的な素材・部品・装備の供給網の確保が韓国産業の競争力を決定付ける最も重要な要素だ」と強調した。

今回の対策の柱は、日本の輸出規制への対応に焦点が当てられていた素材・部品・装備の政策の対象を世界に広げることだ。サプライチェーンの危機が常時化しているだけに、今のような特定国中心の対応策は不十分な側面があるというのが政府の判断だ。実際、素材・部品・装備品の対日輸入依存度は、今年上半期(1~6月)は15.4%と過去最低に落ちたが、対中輸入依存度は29.6%で、10年前より4.7%ポイント高くなった。

政府は特に、日本の輸出規制に対応するために用意した重要戦略技術(現在は100件)をさらに50件増やすことにした。半導体の場合、重要戦略技術が17件から32件に増える。工程に必要な素材技術を中心に構成されていた半導体分野の重要戦略技術を、工程技術にまで拡大する。コロナ禍の中、独自の技術力の確保の重要性が大きくなったバイオ分野でも、新たに重要戦略技術5つを追加する。重要戦略技術は、素材・部品・装備産業のバリューチェーンで重要な機能を果たす技術だ。


朴熙昌 ramblas@donga.com