韓国系の政治資金寄付額、米国人平均の2.2倍
Posted October. 18, 2022 08:58,
Updated October. 18, 2022 08:58
韓国系の政治資金寄付額、米国人平均の2.2倍.
October. 18, 2022 08:58.
by ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com.
米中間選挙(11月8日実施)が約20日後に迫る中、韓国系米国人の政治資金の平均寄付額が、米国の有権者の2倍を超えることが分かった。最近急増する米国内のアジア嫌悪犯罪に対する対応要請、韓米同盟の重要性などが活発な政治資金の寄付につながっているものとみられている。米市民文化センターが2000年から22年6月末まで連邦選挙委員会(FEC)に記録された寄付記録を分析した結果、韓国系米国人1人当たりの寄付額は平均222ドル(約32万ウォン)となった。100ドル水準の米国人の平均の2.2倍だ。この期間中、最多額を寄付した韓国系はメディアコンサルタントのセラ・ミン氏で、約161万ドル(約23億3450万ウォン)を寄付した。韓国系米国人の政治資金寄付は、韓国人が最も多く居住するカリフォルニアとニューヨーク州が全体の4割を占めた。しかし最近、いわゆる競合州で、政治資金の寄付が大きく増えていることが分かった。民主党と共和党が選挙の度に激しく競合するフロリダ、ノースカロライナなど、いわゆる「サンベルト」や、ミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアなど「ラストベルト」地域の韓国系米国人の政治資金寄付が増えているという。特に、16年の大統領選挙では韓国系の寄付は690万ドルだったが、20年には2275万ドルに3倍以上増加した。市民文化センターのション・ウ会長は、これについて、「トランプ前大統領の在任中に行われた米朝首脳会談や韓米同盟問題などが大きく影響を及ぼしたものとみられる」とし、「今年の中選挙でもこのような傾向は続くだろう」と語った。ウ会長は、今回の調査結果について、「アジア系米国人は政治に関心が低いという認識に反する結果」とし、「韓国系連邦議員の進出などで政治的声を出そうとする韓国系2、3世が増えており、これからもこのような現象は加速するだろう」と話した。
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米中間選挙(11月8日実施)が約20日後に迫る中、韓国系米国人の政治資金の平均寄付額が、米国の有権者の2倍を超えることが分かった。最近急増する米国内のアジア嫌悪犯罪に対する対応要請、韓米同盟の重要性などが活発な政治資金の寄付につながっているものとみられている。
米市民文化センターが2000年から22年6月末まで連邦選挙委員会(FEC)に記録された寄付記録を分析した結果、韓国系米国人1人当たりの寄付額は平均222ドル(約32万ウォン)となった。100ドル水準の米国人の平均の2.2倍だ。この期間中、最多額を寄付した韓国系はメディアコンサルタントのセラ・ミン氏で、約161万ドル(約23億3450万ウォン)を寄付した。
韓国系米国人の政治資金寄付は、韓国人が最も多く居住するカリフォルニアとニューヨーク州が全体の4割を占めた。しかし最近、いわゆる競合州で、政治資金の寄付が大きく増えていることが分かった。民主党と共和党が選挙の度に激しく競合するフロリダ、ノースカロライナなど、いわゆる「サンベルト」や、ミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアなど「ラストベルト」地域の韓国系米国人の政治資金寄付が増えているという。
特に、16年の大統領選挙では韓国系の寄付は690万ドルだったが、20年には2275万ドルに3倍以上増加した。市民文化センターのション・ウ会長は、これについて、「トランプ前大統領の在任中に行われた米朝首脳会談や韓米同盟問題などが大きく影響を及ぼしたものとみられる」とし、「今年の中選挙でもこのような傾向は続くだろう」と語った。
ウ会長は、今回の調査結果について、「アジア系米国人は政治に関心が低いという認識に反する結果」とし、「韓国系連邦議員の進出などで政治的声を出そうとする韓国系2、3世が増えており、これからもこのような現象は加速するだろう」と話した。
ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com
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