ＺＯＺＯチャンピオンシップ参戦のキム・ジュヒョン「自分の目標はまだ達成できていない」

「私が目指している目標はまだ達成できていない」

満２０歳３ヵ月１８日で米男子ツアー（ＰＧＡ）で２勝を挙げたキム・ジュヒョン（２０・写真）は１３日から千葉県印西市の習志野ＣＣ（パー７０）で開かれるＰＧＡツアーＺＯＺＯチャンピオンシップに出場した。キム・ジュヒョンは初日のラウンドを始める前、ＰＧＡツアーのインタビューに応じ、「ＰＧＡツアーに進出して２度優勝したのは、私の目標の一部に過ぎない。目標としているものがもっとあるし、踏み台に過ぎない。今成し遂げたことに感謝しているが、まだやりたいことと叶えたいことが多い」と話した。

キム・ジュヒョンは憧れの選手である「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ（４７・米国）を越えたことについては、「信じられない」と話した。その上で「優勝を一度できる人は多いが、２度は難しいので２度目の優勝がもう少し特別だった」とし、「特にウッズの記録を破ったことは私にとってとても大きな光栄だ」と話した。

キム・ジュヒョンは自分の強みについて、「狙ったポイントにボールを運ばせる正確なショット」を挙げた。キム・ジュヒョンは、「飛ばし屋ではないので、フェアウェイに特定位置をしっかり選んでから打たなければならない。フェアウェイの広い部分を選んで打つ。強いショットの代わりに正確なショットを打つのが私の戦略」と説明した。一定のスイングを維持しようと努めているというキム・ジュヒョンは、「（正確なショットを打つために）不要な動きをなくさなければならない。そういう努力のおかげでドライバーとアイアンショットで起伏なく着実に良いショットが打てたようだ」と話した。

ＰＧＡツアーに頻繁に出場した経験も成功させた要因の一つだ。今シーズン正会員になる前の昨シーズンには非会員として１１試合に出場した。キム・ジュヒョンは、「ＰＧＡツアーのメジャー戦に参加する資格を得て、時々多くの試合に招かれながらＰＧＡツアーに適応する時間があったようだ」と言い、「運も味方したと思うが、ＰＧＡツアーでの活躍を夢見てきたのも成功の秘訣」と語った。

日本での試合は初めてだというキム・ジュヒョンにとって難しい課題は食べ物だ。キム・ジュヒョンは、「久しぶりにアジアの国に来て、ご飯と好きな食べ物が多いのでとても嬉しい」とし、「思う存分食べたいけど、今はダイエット中なので我慢しなければならない。それが一番難しい」と話した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com