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国内初の幼少年サッカー教室、車範根サッカー教室が9日に運営終了

国内初の幼少年サッカー教室、車範根サッカー教室が9日に運営終了

Posted October. 10, 2022 09:03,   

Updated October. 10, 2022 09:03

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「子供たちの永遠の『心の運動場』になります」

9日、ソウル龍山区(ヨンサング)にある二村漢江(イッチョン・ハンガん)公園二村サッカー場で行われた「車範根(チャ・ボムグン)サッカー教室グッドバイ・フェスティバル」の現場を訪れた車範根元国家代表チーム監督(69)は、サッカー教室の弟子たちと保護者たちの前に立って感謝と申し訳ない気持ちを伝えながらこのように話した。サッカー教室の理事長を務める車氏が、「これ以上ここでサッカー教室を運営できなくなった。申し訳ない」と話すと、子どもと保護者たちは「頑張ってください」、「また会いましょう」と叫んだ。サッカー教室の関係者らは、車氏に花束を渡して感謝の気持ちを伝えた。

1988年、国内初の幼少年にサッカーを教える専門空間としてオープンした車範根サッカー教室は、同日の行事を最後に運営を終えた。サッカー教室オープンから34年ぶりのことで、1997年から二村サッカー場1ヵ所で運営してから25年ぶりのことだ。

車範根サッカー教室はこれまで3年ごとに公開入札を通じてソウル市漢江事業本部から使用許可を得て、この場所でサッカー教室を運営してきた。これまでは入札競争者がいなかったが、今年新しい入札者が登場し、車範根サッカー教室は使用権を得ることができなかった。

車範根サッカー教室は、ホームページなどを通じてこのような事情を保護者らに知らせ、受講料の払い戻し手続きを踏んできた。公式授業は8日まで行われた。9日、グッドバイ・フェスティバルの行事が開かれる前から雨が降り、肌寒い天気だったが、サッカー教室の子供たち1300人余りのうち800人余りが行事に参加した。

雨に濡れながらサッカー場のあちこちを見回していた車氏は、「私が(サッカー教室の運営を)やめると言ってもなくなるサッカー教室ではないようだ。私の手を離れて根を下ろしたようだ」と言い、「先日、他の場所も調べてみたけど、子供たちが再びトレーニングする姿をまもなく見ることができるだろう」と語った。サッカー教室5年目のソン・アン君(9)は、「(車範根サッカー教室が)他の場所で再開されれば、また通いたい」と話した。


金培中 wanted@donga.com