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野党、「虚偽の事実を流布」と法務部長官を名誉棄損で告訴

野党、「虚偽の事実を流布」と法務部長官を名誉棄損で告訴

Posted September. 29, 2022 09:00,   

Updated September. 29, 2022 09:00

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最大野党「共に民主党」の朴洪根(パク・ホングン)院内代表が28日、韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官を虚偽の事実流布による名誉毀損の疑いで警察に告訴した。韓氏が前日、「検捜完剥」(検察捜査権完全剥奪)法案関連の憲法裁判所権限争議審判の公開弁論で、「一部の政治家が犯罪捜査を回避するための誤った意図で作られ、違憲だ」と主張した部分が虚偽の事実ということだ。これに対して韓氏は、「言うことがあれば法廷に出て言わなければならない」と応じた。

同党の呉泳煥(オ・ヨンファン)院内報道担当は同日、記者会見を開き、「誰よりも法の執行と守護において中立を守らなければならない法務部長官が、特定の政派の立場で野党院内代表に関する虚偽の事実を公表し、国会の立法権を毀損したほか、個人の社会的名誉を失墜させた」と告訴の背景を説明した。

同党は、韓氏が長官に指名された直後、「検捜完剥」法案の推進について、「過去5年間に何があってこのような大義名分のない夜逃げまでしなければならないのか国民は気になるだろう」と話したことも名誉毀損に該当するという立場だ。朴氏は、韓氏のすべての発言が法務部のホームページに掲載されているとし、韓氏を情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)の疑いで告訴した。呉氏は、告訴人名義が朴氏であることについて、「党の次元で告訴が検討されたと見てもいい」と述べた。

これに対して韓氏は同日、立場文を通じて、「公開の法廷での公的な弁論に対する不満のようだ」とし、「裁判を5時間もしたが、言うことがあれば法廷に出て堂々と話せばよかった」と述べた。そして、「私が真実を語ったということは、国民とメディア、憲法裁判官が見たので、これ以上申し上げる必要はないだろう」と述べた。


許桐準 hungry@donga.com