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BLACKPINKが「ビルボード200」で首位、K-POPガールズグループ初

BLACKPINKが「ビルボード200」で首位、K-POPガールズグループ初

Posted September. 27, 2022 08:25,   

Updated September. 27, 2022 08:25

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ガールズグループBLACKPINKが、Kポップのガールズグループとしては初めて米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」でトップとなった。Kポップの歌手がビルボード200のトップについたのは、ハイブ所属の防弾少年団(BTS)、SMのスーパーエム、JYPのStray Kidsに続き4度目となる。前の3チームはいずれもボーイズグループだった。

25日(現地時間)、ビルボードチャートの予告記事によると、BLACKPINKの2回目のレギュラーアルバム「ボーンピンク(BORNPINK)」は、10万2000枚あまりのアルバム販売枚数を記録し、2008年のダニティ・ケイン(米国)以来14年ぶりにビルボード200のトップについた女性グループのアルバムとなった。米経済専門誌フォーブスは、「BLACKPINKのビルボード200の1位は格別な意味がある。新しい歴史を書き出した」と強調した。

BLACKPINKはこれに先立って24日、英国のオフィシャルアルバムチャート「トップ100」でも、Kポップのガールズグループとしては初めて1位となった。世界の二大アルバムチャートと呼ばれる二つのチャートを同時に席巻したアジアの女性歌手は、BLACKPINKが唯一だ。グローバル音楽市場全体に広げても、ビルボードと英国オフィシャルアルバムチャートでいずれもトップとなったのは、2001年の米ガールズグループ「デスティニーズ・チャイルド」以来21年ぶりのことだ。

ビルボード200は、CDやLPアルバムなど伝統的なアルバム販売枚数やストリーミング回数をアルバム販売枚数に換算した数値(SEA)、デジタル音源のダウンロード回数をアルバム販売枚数に換算した数値(TEA)を合計してアルバム順位を算定する。「ボーンピンク」は、実物アルバムが7万5500枚、SEAが2万5000枚、TEAが1500枚と集計された。ビルボードは、「BLACKPINKの実物アルバムの販売枚数は、今年に入ってこのチャートで集計されたアルバムの中で7番目に多い数値だ」と明らかにした。

BLACKPINKは、2回目のレギュラーアルバムのタイトル曲「シャットダウン(Shut Down)」で、世界最大の音源ストリーミングプラットフォーム「スポーティファイ」のグローバルトップソング週間チャートでも、Kポップ歌手としては初めて1位となった。シャットダウンは、発売直後、1週間のストリーミング回数が3918万6127回を記録した。

キム・ドホン大衆音楽評論家は、「普通、Kポップグループは、ファンダム中心の消費、すなわちアルバム販売枚数の規模を拡大して主流市場に影響を及ぼすが、BLACKPINKはストリーミングの順位も圧倒的だ。ファンダム中心の消費を超えて、大衆的な人気もつかんだという意味だ」と評価した。

BLACKPINKは2018年、ミニアルバム「SQUARE UP」(40位)でビルボード200に初めて名を連ねて以来、2回目のミニアルバム「KILL THIS LOVE」(24位)、レギュラーアルバム「THE ALBUM」(2位)などを通じて着実に順位を上げてきた。ボーンピンクのアルバムは、予約販売期間中に予約注文枚数200万枚以上を記録し、一日半日で214万1281枚を販売し、Kポップガールズグループ初の「ダブルミリオンセラー」となった。


金哉希 jetti@donga.com