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尹大統領、新検事総長と公取委員長の任命を裁可

尹大統領、新検事総長と公取委員長の任命を裁可

Posted September. 17, 2022 09:12,   

Updated September. 17, 2022 09:12

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が16日、李沅ソク(イ・ウォンソク)検事総長と韓基貞(ハン・ギジョン)公正取引委員長に対する任命を裁可した。これにより、尹政権発足後、国会人事聴聞会や人事聴聞報告書の採択なく任命された長官級は12人に増えた。

大統領室は同日午前9時12分頃、「尹大統領が両候補に対する任命を裁可した」と明らかにした。これに先立ち、尹大統領は同日、龍山(ヨンサン)大統領室庁舎入りの際、2人の候補の任命問題について、「政府の構成が遅れているという指摘もあり、(国会の)人事聴聞で国民は2人の資質と能力について既に判断したと考える」と述べた。李氏と韓氏の国会人事聴聞会は終わったが、与野党間の意見の相違で聴聞報告書は採択されなかった。

2人に対する任命状授与式もすぐに行われた。尹大統領は同日午前10時30分、大統領室大接見室で李氏と韓氏に任命状を授与した。尹大統領が18日から7日間の日程で英国、米国、カナダを歴訪するため、出国前に任命を終えるためだ。

尹大統領が検事総長だった時に大検察庁企画調整部長だった李氏は、就任式で、「法執行には例外も恩恵も聖域もあり得ない」とし、「検察権はただ証拠と法理によって行使しなければならない」と述べた。また、「公正な市場経済秩序を乱す金融・証券犯罪、国家の財政を蝕み、予算を無駄にする構造的不正に検察の捜査力を集中する」と付け加えた。


張寬錫 jks@donga.com