朴智元前国情院長の秘書室長を取調べ、西海公務員殺害事件で検察
Posted September. 03, 2022 07:44,
Updated September. 03, 2022 07:44
朴智元前国情院長の秘書室長を取調べ、西海公務員殺害事件で検察.
September. 03, 2022 07:44.
by チャン・ウンジ記者 jej@donga.com.
西海(ソへ・黄海)公務員殺害事件を捜査している検察が、朴智元(パク・チウォン)前国家情報院(国情院)院長の秘書室長だったノ・ウンチェ前国情院企画調整室長を調べた。ノ氏(写真)は検察の取調べで、諜報報告書削除の疑いを否定したという。2日、法曹界によると、ソウル中央地検公共捜査1部(李喜東部長検事)は1日、ノ氏を被疑者として呼んで調べた。ノ氏は、海洋水産部公務員のイ・デジュン氏が2020年9月22日に北朝鮮軍によって殺害された翌日、朴氏から国情院内部の関連諜報の報告書を削除するよう指示され、実務陣に伝えた疑いを受けている。これに先立ち国情院は、朴氏らを職権濫用罪(国情院法違反)、公用電子記録損傷罪などの容疑で告発した。「キーマン」とされるノ氏は調べに対し、容疑を全面否定したという。ノ氏は、この事件の家宅捜索令状の被疑事実で、朴氏の削除指示を伝えた人物と見られている。ノ氏の供述が朴氏の容疑立証に決定的な影響を与える可能性があるため、朴氏側もノ氏に対する取調べの内容を注視している。ノ氏は、朴氏の在任時に国情院長秘書室長と外交安保特別補佐官を務めた後、企画調整室長に起用された。検察は、先月16日に朴氏とノ氏の自宅を家宅捜索して押収した彼らの携帯電話に対するフォレンジックも終えた。捜査チームは2日間、大統領記録館を家宅捜索している。当時大統領府で生産された文書を閲覧・確保し、対北朝鮮安保ラインの意思決定過程を確認した後、朴氏と徐薫(ソ・フン)前大統領府国家安保室長を呼んで調べる方針だ。
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西海(ソへ・黄海)公務員殺害事件を捜査している検察が、朴智元(パク・チウォン)前国家情報院(国情院)院長の秘書室長だったノ・ウンチェ前国情院企画調整室長を調べた。ノ氏(写真)は検察の取調べで、諜報報告書削除の疑いを否定したという。
2日、法曹界によると、ソウル中央地検公共捜査1部(李喜東部長検事)は1日、ノ氏を被疑者として呼んで調べた。ノ氏は、海洋水産部公務員のイ・デジュン氏が2020年9月22日に北朝鮮軍によって殺害された翌日、朴氏から国情院内部の関連諜報の報告書を削除するよう指示され、実務陣に伝えた疑いを受けている。これに先立ち国情院は、朴氏らを職権濫用罪(国情院法違反)、公用電子記録損傷罪などの容疑で告発した。
「キーマン」とされるノ氏は調べに対し、容疑を全面否定したという。ノ氏は、この事件の家宅捜索令状の被疑事実で、朴氏の削除指示を伝えた人物と見られている。ノ氏の供述が朴氏の容疑立証に決定的な影響を与える可能性があるため、朴氏側もノ氏に対する取調べの内容を注視している。ノ氏は、朴氏の在任時に国情院長秘書室長と外交安保特別補佐官を務めた後、企画調整室長に起用された。
検察は、先月16日に朴氏とノ氏の自宅を家宅捜索して押収した彼らの携帯電話に対するフォレンジックも終えた。捜査チームは2日間、大統領記録館を家宅捜索している。当時大統領府で生産された文書を閲覧・確保し、対北朝鮮安保ラインの意思決定過程を確認した後、朴氏と徐薫(ソ・フン)前大統領府国家安保室長を呼んで調べる方針だ。
チャン・ウンジ記者 jej@donga.com
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