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「人的刷新はない」と言っていた大統領室、「大統領の決断にかかっている」

「人的刷新はない」と言っていた大統領室、「大統領の決断にかかっている」

Posted August. 03, 2022 09:16,   

Updated August. 03, 2022 09:16

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大統領室人的刷新の要求と関連して、大統領室が2日、「大統領が決めること」と明らかにした。大統領室は先月31日、与党の大統領室改編要求と関連して「注意深く聞いている」と言っていたが、数日の間で微妙な変化を見せたのだ。

このような流れは、与党から大統領室の人的刷新を要求する声が絶えることなく出ているためだ。与党「国民の力」の金起炫(キム・ギヒョン)議員は同日、BBSラジオの番組で、「党で最も緊急なことは、指導体制をはやく安定させて正常に戻ることだ。大統領秘書室、行政各省庁の場合も再整備が必要だ」と述べた。また、大統領室に対して、「時にはかみ合わず、時には民心を反映しない不充分な政策を発表し、民心離れの結果を生んでいる」とし、「政府サイドでも変化と再整備が必要ではないだろうか」と付け加えた。

このような要求を受け、大統領室関係者は同日、記者団に「大統領室で何(人的刷新)をするかは、最終的に大統領が決めること」とし、「刷新論と関連して追加の立場を出す状況ではない」と述べた。大統領室が前日(1日)、人的刷新について「ほとんど根拠がない。大統領の休暇が終われば、刷新をするということは根拠のないこと」と一蹴したのとは異なる反応だ。さらに、金大棋(キム・テギ)大統領秘書室長と一部の首席秘書官が先週、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に辞意を表明したという報道も出たが、大統領室は「事実無根」と一蹴した。また、同関係者は、与党の指導体制の改編と関連して、「党と共に民生など解決することが多い。共にできると良いだろう」とし、「党が早急に安定することを望む」と述べた。

大統領室参謀の反応も交錯している。ある参謀は、「計画していた休暇中の地方訪問まで取り消した尹大統領は、国民の意に逆らう人ではない」とし、「人的刷新は大統領の決断にかかっている」と述べた。一方、大統領室関係者は、「大統領の承認もなく参謀が辞めるという話ができるだろうか」とし、「8・15光復節式典、就任100日の準備や主要公職候補の人選などすべき事が多い状況で、意図的に大統領室を揺さぶる動きもあるようだ」と述べた。


チャン・グァンソク記者 チョ・アラ記者 jks@donga.com · likeit@donga.com