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「シャツも脱いでしまおうか?」 ジョンソン英首相がG7でプーチン氏をいじる

「シャツも脱いでしまおうか?」 ジョンソン英首相がG7でプーチン氏をいじる

Posted June. 28, 2022 09:24,   

Updated June. 28, 2022 09:24

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「ジャケットは着る?脱ぐ?シャツも脱いでしまおうか?私たちはプーチンよりもタフであることを示さなければならない」

 

26日(現地時間)に主要7ヵ国首脳会議(G7サミット)が開かれるドイツ・バイエルン州のエルマウ城で、G7首脳たちが昼食の直前の写真撮影のために円形テーブルに座っている時、ジョンソン英首相が笑って話した。ロシアのプーチン大統領が過去、休養地で上衣を脱いで馬に乗ったり釣りをしたりする姿を写真で公開し、強靭さをアピールしたことをいじったのだ。米紙ワシントン・ポストは、首脳たちの短い冗談を映像で捉えて報じ、「2014年のロシアのクリミア半島侵攻でプーチン氏はG7から追放されたが、依然として首脳たちの話題だった」と伝えた。

ジョンソン氏の冗談にカナダのトルドー首相は、「上半身裸で乗馬」と応じると、ジョンソン首相が、「まさにそれだ!私たちも胸筋を見せようか」と言って笑いを誘った。すると、欧州連合(EU)の行政トップのフォンデアライエン欧州委員長は、「乗馬は最高(のスポーツ)」と話題を変え、両首脳を婉曲に制止した。バイデン米大統領は対話に参加せず、写真撮影の時だけ笑みを浮かべた。

 

「プーチンいじり」が出た席では首脳たちはジャケットを着たまま写真を撮った。しかし、夕食前の記念撮影では、皆ジャケットを脱ぎ、白いシャツの姿だった。会議には、バイデン大統領、ジョンソン首相、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相、トルドー首相、岸田文雄首相、フォンデアライエン委員長、ミシェルEU首脳会議常任議長が参加した。

プーチン氏は、上半身裸の写真を官営メディアを通じて数回公開したことがある。2009年には山の中で馬に乗る姿、18年にはシベリア湖で釣りをする姿などが話題になった。18年にあるオーストラリア人ジャーナリストが、「上半身裸の写真をなぜ好むのか」と尋ねると、プーチン氏は「休暇中は隠す必要を感じない」と答えた。

ロシアは、G7首脳たちが会っている26日早朝、ウクライナの首都キーウ(キエフ)にミサイル攻撃を浴びせた。ウクライナ政府関係者によると、キーウ中心街の居住用建物も攻撃を受け、1人が死亡し、5人が重傷を負った。ウクライナのアンドリー・イェルマク大統領首席補佐官はツイッターで、「最新のミサイル防衛システムが必要だ。西側の同盟に訴える。武器が命を助けることができる」と要請した。


金民 kimmin@donga.com