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与党「法司委長と議長団の構成から」、野党「7月臨時国会で単独選出」

与党「法司委長と議長団の構成から」、野党「7月臨時国会で単独選出」

Posted June. 28, 2022 09:25,   

Updated June. 28, 2022 09:25

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与党「国民の力」が27日、国会議長団と法制司法委員長を先に選出することを提案した。しかし、最大野党「共に民主党」は、「一方的な屈従だけを強要する」と一蹴し、「7月臨時国会を開く」と対抗した。議長団単独選出を示唆したのだ。双方が意見の相違を埋めることができず、国会の「開店休業」状態は7月まで続く可能性が高まった。

与党の権性東(クォン・ソンドン)院内代表は同日午前、最高委員会議で「民主党が法司委員長を与党に返還する考えがあるなら、本会議を開いて国会議長団と法司委員長を先に選出することを提案する」とし、「法司委員長の返還は国民との約束だ」と強調した。また、「民主党は、院構成交渉に『検捜完剥(検察捜査権の完全剥奪)』の悪法を抱き合わせて売りつけている」とし、「国会司法改革特別委員会を構成し、憲法裁判所への提訴を取り消せとの(民主党の)条件は受け入れられない」と付け加えた。民主党が国会司法改革特別委員会の設置と法司委の権限縮小を条件に法司委員長を与党に譲歩するとしたが、これを拒否したのだ。

これに対して、民主党の朴洪根(パク・ホングン)院内代表は同日午後、記者懇談会を開き、「権氏の公開発言により(国会空白)状況を打開する意志がないことが確認された。壁と話すようなものだ」とし、「一両日中に7月臨時国会を召集し、国会を正常化して民生懸案と人事聴聞会を行う」と明らかにした。169議席の力を背景に議長団を単独選出できるという意味だ。与党に対して「国会正常化に対して爪ほどの真正性もない」と非難した朴氏は、「与党が譲歩案を提示して国会が開かれることを最後まで期待する」と述べた。

しかし、権氏が28日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の特使資格でフィリピンに出国し、来月1日に帰国するため、与野党交渉の進展が期待できない可能性がある。権氏の出国に対して、民主党の禹相虎(ウ・サンホ)非常対策委員長は、「当初から国会正常化の意思がなかった」とし、「国会が正常化していないのに、なぜ大統領は政府与党の院内代表を特使に任命するのか」と批判した。一方、権氏は、「民主党が立場を変えれば十分に協議できる。遠隔テレビ会議ができる状況で、(特使の日程は)交渉妥結に何ら支障を与えない」と反発した。


姜炅石 coolup@donga.com · 朴訓祥 tigermask@donga.com