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ソウルファッションウィーク、3年ぶりに100%「対面」ファッションショー

ソウルファッションウィーク、3年ぶりに100%「対面」ファッションショー

Posted June. 21, 2022 09:28,   

Updated June. 21, 2022 09:28

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2023秋期(S/S)ソウルファッションウィークが10月11日から15日、東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)で、100%「対面」ファッションショーとして行われる。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で非対面で行われて以来3年ぶり。今年3月の春季(F/W)ファッションウィークは対面・非対面を並行して行われた。

ソウル市関係者は、「全日程を対面ファッションショーで行う。購買力の高い世界的なバイヤー、取材陣を招き、実質的な輸出・契約締結につなげることが目標だ」と説明した。オンラインでの累計閲覧数が1億5千万回を上回った今年のF/Wソウルファッションウィークが韓国のファッションを広く知らしめたとすると、今回のファッションウィークは実質的なビジネスに集中するという構想だ。

今回のファッションウィークでは、約40のブランドのファッションショーが行われるが、最前列には、ヴォーグ、ギャラリー・ラファイエットなどパリのファッションウィーク「トラノイ(TRANOI)」と関連した世界的なバイヤーやメディアが招待される。トラノイは、パリファッションウィークの合同展示会であり、欧州最大のファッションショーだ。

ソウル市は、欧州のバイヤーを集中攻略し、ソウルファッションウィークの広報のために、9月から10月のパリファッションウィークに合わせてパリ現地で開かれるトラノイトレードショーにソウルファッションウィーク専用館を設置する計画だ。

3年ぶりにDDPファッションショーが対面で開催されるので、新型コロナウイルスで疲れた市民も招待する計画だ。正確な招待規模は今後発表する予定。さらに、ファッション産業界の参加拡大に向けて中企業(年売上高1500億ウォン)まで参加できるよう参加基準を大幅に緩和した。参加ブランドは来月6日までソウルファッションウィークのホームページ(seoulfashionweek.org)で募集する。

ソウル市製造産業革新課のチョ・ヘジョン課長は、「ソウルファッションウィークは、国内のファッション産業の海外競争力の向上を支援するプラットホーム」とし、「グローバル市場に進出したいブランドの関心と参加を望む」と話した。


イ・チョンア記者 clearlee@donga.com