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米ドラマ「HALO」の主人公ハ・イェリン「スピルバーグ氏の作品にキャスティング?信じられませんでした」

米ドラマ「HALO」の主人公ハ・イェリン「スピルバーグ氏の作品にキャスティング?信じられませんでした」

Posted June. 20, 2022 09:07,   

Updated June. 20, 2022 09:07

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「出演が決まった知らせを聞いて、ショックを受けました。撮影現場に行った時も信じられませんでした」

米ドラマ「HALO」の主人公である韓国系オーストラリア人俳優ハ・イェリン(24)は16日、韓国メディアとのテレビインタビューで、キャスティング当時を思い出して興奮を隠せなかった。「HALO」は、オンライン動画配信サービス「パラマウントプラス」の作品で、スティーヴン・スピルバーグが製作した。今年3月の公開後、パラマウントプラスのドラマの中で、4月と5月中に世界1位となった。国内では16日、テレビで9話の全編が公開された。「HALO」の国内公開を迎えて訪韓した氏は、「韓国の視聴者もこのドラマを見ることができて光栄だ」と明らかにした。

「HALO」は、コンソールゲームプラットフォーム「エックスボックス」の同名ゲームを原作とした空想科学(SF)大作。26世紀、宇宙種族コヴェナントの襲撃に立ち向かう人類の物語を描いた。彼女は、マドリガル惑星に住む反乱軍リーダーのジン・ハ(コン・ジョンファン)の娘のクァン・ハ役を演じた。二人はドラマで、「パパ」「落ち着け」など一部の会話を韓国語で交わす。

コヴェナントと対立する過程で、高難度のアクションを披露した。彼女は「6週間、吐きたくなるほど運動しながら体を作った。クァン・ハのキャラクターのために横髪を剃ったが、まだそのままだ」と笑った。さらに、「アクションシーンの多い第1話を撮影するのに1ヶ月間がかかった。太ももにけがをして苦しんだが、歯を食いしばって走った」と話した。

オーストラリア生まれの彼女は、地元の学校に通う途中に韓国に来て、桂園(ケウォン)芸術高校で演技の勉強を始めた。その後、シドニー国立劇芸術院(NIDA)で学士課程を終えた。米ABCドラマ「リーフブレイク」でデビュー後、シドニーの演劇舞台に立ったこともある。彼女は、母方の祖母である俳優の孫淑(ソン・スク、78)を見ながら夢を育てたという。彼女は、「おばあさんから『もうあなたは孫淑の孫娘ではなく、私がハ・イェリンのおばあさんとして記憶されるだろう』と言われた」と明らかにした。

来月から9ヵ月間、ハンガリーなどで行われるHALOシーズン2の撮影に入る彼女は、米ハリウッドでの抱負も語った。

「宋康昊(ソン・ガンホ)とサンドラ・オーが好きです。プロダクション会社を作って、ハリウッドで若い東洋俳優たちにチャンスを与えたいです。『HALO』を通じて、彼らにもっと多くのチャンスが開かれればと思います」


孫孝珠 hjson@donga.com