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最大野党「共に民主党」、国会議長候補に金振杓議員を選出

最大野党「共に民主党」、国会議長候補に金振杓議員を選出

Posted May. 25, 2022 09:13,   

Updated May. 25, 2022 09:13

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最大野党の「共に民主党」が24日、第21代国会後半を導く国会議長候補に当選5回の金振杓(キム・ジンピョ)議員を選出した。同党の持分の国会副議長候補には、当選4回の金栄珠(キム・ヨンジュ)議員が選ばれた。同党は同日、議員総会を開いて予備選投票を実施し、金振杓氏を候補に選出した。予備選には金振杓氏のほかに、当選5回の李相珉(イ・サンミン)と趙正シク(チョ・ジョンシク)議員、当選4回の禹相虎(ウ・サンホ)議員が出馬した。金氏は、166票のうち89票を得て、57票を得た禹氏を退けた。

金氏は選出直後、「私の体には『共に民主党』の血が流れている。党を卒業する日まで党人として『先党後私』の姿勢で党のために最善を尽くす」と述べた。金氏は、国会議長としての政治的中立の義務を取材陣に問われ、「国会議長に選出されれば、党籍を捨てて国会を代表する長としての役割が必要なことは事実」とし、「それを上手くすることが、党を助けることだと考える」と答えた。金氏は、「与小野大」国会を率いていくことについて、「三権分立という民主主義の原則が守られる中で、実質的な協治が可能だ」とし、「国会が無批判に賛成すると考えては、協治はまともになされない」と述べた。

1947年生まれで党内最年長の金氏は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府で経済副首相と教育副首相を歴任した。第17代総選挙で京畿道水原市霊通(キョンギド・スウォンシ・ヨントン)で出馬して当選した後、5回の当選を果たした。派閥カラーの薄い中道とされる。

通常、国会議長候補は院内第一党から出すのが慣例で、候補選出後、国会本会議で採決を経て最終確定される。ただし、国会後半の開始と共に金氏が議長を遂行できるかは未知数だ。「共に民主党」は、朴炳錫(パク・ビョンソク)国会議長の任期である29日の前に本会議を開いて議長を選出することを望んでいるが、保守系与党「国民の力」は議長選出の日程を後半の院構成問題とともに議論しなければならないという立場だ。


權五赫 hyuk@donga.com