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農林部長官候補、「CPTPPの妥結時は農業界への被害大きい」

農林部長官候補、「CPTPPの妥結時は農業界への被害大きい」

Posted May. 07, 2022 08:44,   

Updated May. 07, 2022 08:44

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農林畜産食品部長官候補の鄭煌根(チョン・ファングン)氏(写真)は6日、「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)が妥結すれば、農業界に及ぼす影響は非常に大きいだろう」との見解を示した。

鄭氏は同日、国会の人事聴聞会で、「(CPTPPに加入すれば)商品の関税撤廃による被害は最大で4400億ウォンだと現政権が発表し、中国の加入とSPS(衛生・植物衛生措置)のルールまで考慮すれば、被害規模はかなり増える」と述べた。鄭氏は、「国益のために加入は避けられないという決定が下されれば、農業人たちと非常に緊密な疎通を経て、それ相応の支援策は必ず伴わなければならない」と付け加えた。

CPTPPは、日本の主導でアジア・太平洋11ヶ国が参加する経済同盟体で、政府は4月にCPTPPへの加入申請方針を明らかにしたが、速度を出せずにいる。

鄭氏は過剰生産されたコメの市場隔離の義務付けには事実上反対した。鄭氏は「(市場隔離を)義務づければ、否定的な影響がありうるだけに慎重に検討しなければならない」と述べた。農業直払金については、「段階的に5兆ウォンに拡大する」と強調した。鄭候氏は、「オンライン競馬(オンラインでの馬券発行)」について前向きな判断が必要だという指摘に対して、「委員の皆さんの意見や方向性と同じだ」と話した。


朴熙昌 ramblas@donga.com