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バフェット氏「米株式市場がギャンブル場になった…ビットコインはいかなる価値も創出できない」

バフェット氏「米株式市場がギャンブル場になった…ビットコインはいかなる価値も創出できない」

Posted May. 02, 2022 08:48,   

Updated May. 02, 2022 08:48

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新型コロナウィルス過で、2019年以降3年ぶりに対面での株主総会を開催した「投資の鬼才」と言われる米バークシャーハサウェイ創業者のウォーレン・バフェット氏(写真)が、米国の金融市場は短期投資が盛んなカジノのように変わり、ウォール街の金融機関は投資家の投機行動をあおっていると強く批判した。

先月30日、バークシャー本社のある米中部ネブラスカ州オマハで開かれた株主総会に登場したバフェット氏は、「株式取引者がまるで株式をポーカーゲームのチップのように扱うよう、ウォール街では奨励している。米金融市場は事実上カジノに変わった」と叱咤した。金融会社に膨大な手数料収入をもたらすが、個人投資家には危険なコールオプションのような派生商品が増加していることを理由に挙げ、「ウォール街は、人々が『投資』より『賭博』をする時、より多くの金を稼ぐ。資本主義という食卓から落ちるパンくずを手に入れている」と批判した。このため、大企業は株式市場というギャンブル場のチップに転落したという。

ビットコインなどの仮想通貨はウォール街の主流投資ポートフォリオに組み込まれているが、これに対して否定的な見方を持っているという従来の立場も固守した。氏は、「ビットコインは生産的な資産ではない」とし、「いかなる価値も創出できない。単なるトリックで人々を惑わす魔術に過ぎない」と批判した。農地は食材を生産し、マンションは賃貸料を稼げるが、ビットコインは他の人に売ること以外は何もできないという理由だ。バフェット氏の右腕と呼ばれるバークシャーのチャーリー・マンガー副会長もまた、「愚かなこと、悪いこと、他人と比べて自分を悪く見せることは避けなければならないが、ビットコインはこの3つをすべて持っている」と加勢した。

「資本主義者のウッドストック(有名ロックフェスティバル)」と呼ばれるバークシャーの株主総会には、毎年、世界中の有名人や株主、バフェット氏の投資助言を聞こうとする一般人数万人が集まる。今年も「ウォール街皇帝」のJPモルガンのジェームズ・ダイモン最高経営者(CEO)やアップルのティム・クックCEO、俳優ビル・マーレイなど約4万人が出席した。

バフェット氏は、今年第1四半期(1~3月)に510億ドル(約64兆2600億ウォン)以上の株式を買収したと発表した。シェブロンやオキシデンタル・ペトロリアムなどの米エネルギー企業の株式を買い入れ、ビデオゲーム会社アクティビジョン・ブリザードの持分9.5%を保有したと公開した。ただ、第1四半期の株式投資で26億ドルの損失を被り、第1四半期のバークシャーの純利益は昨年同期比53%急減した54億ドルにとどまった。米紙ウォールストリートジャーナル(WSJ)は、「一部の株主は、失望した業績のため、バフェット氏の退場を望んでいるが、彼のスターパワーは健在だ」と伝えた。


キム・スヒョン記者 newsoo@donga.com