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EPLチェルシー買収レースにセリーナとハミルトンも名乗り

EPLチェルシー買収レースにセリーナとハミルトンも名乗り

Posted April. 23, 2022 08:43,   

Updated April. 23, 2022 08:43

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「テニスの女王」セリーナ・ウィリアムズ(41・米国)とフォーミュラ・ワン(F1)の「皇帝」ルイス・ハミルトン(37・英国)がイングランド・プレミアリーグ(EPL)のチェルシー買収レースに加わったと、英BBCテレビなどが22日報じた。

二人は、ブリティッシュ航空の元会長でEPLリバプール会長を務めたマーティン・ブロートン氏が主導するコンソーシアムに合流する。同コンソーシアムには、セバスチャン・コー国際陸上競技連盟(IAAF)会長も参加する。ウィリアムズは4大大会で史上最多23回の優勝を果たし、ハミルトンは自動車レースの最高峰F1で史上最多の優勝7回を果たしたスーパースターだ。二人は、それぞれ1000万ポンド(約161億ウォン)を投資するという。

ウィリアムズは2020年に女優ナタリー・ポートマン(41・米)と当時2世だった娘とともに米女子プロサッカーリーグ(NWSL)ロサンゼルス・エンゼルシティに投資するなど、サッカーチームに関心を示してきた。EPLアーセナルファンとしても知られるハミルトンは、今回の投資を通じて直接サッカーチームの運営に関われる道を模索している。

他の種目のスポーツスターたちがサッカークラブの買収に名乗り上げたのは初めてではない。米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズの看板スター、レブロン・ジェームズ(38)は2011年、リバプール株式2%を買収した。NBAブルックリン・ネッツのスティーブ・ナッシュ監督(48)は2016年、投資会社を通じてスペイン2部リーグ(当時)のマヨルカの株を保有した。

NBAネッツのケビン・デュラント(34・米)とフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジェームズ・ハーデン(33・米)はそれぞれ米プロサッカー(MLS)フィリデルフィア・ユニオンズとバンクーバー・ホワイトキャップスの株を取得している。

スターたちが欧州や北米のサッカークラブに投資する理由は、市場が急成長しているからだ。欧州サッカーは世界的な人気を集めており、北米サッカーは今、成長段階に入ったばかりだ。BBCによると、レブロン・ジェームズのリバプール投資額は2011年当時650万ドル(約80億ウォン)だったが、現在7倍以上増えた3700万ドル(約595億ウォン)と推定される。スポーツビジネスを念頭に置いたスターたちが他の種目に投資する理由は、自分の領域を越えて自分のブランドイメージを拡大させるのが狙いという見方がある。グローバルブランドイメージを持つ有名サッカークラブを買収することは、そういった戦略に役立つ。


李元洪 bluesky@donga.com