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「イカゲームのような競争はダメ」パンダ外交50周年で駐米中国大使が米国を批判

「イカゲームのような競争はダメ」パンダ外交50周年で駐米中国大使が米国を批判

Posted April. 18, 2022 08:31,   

Updated April. 18, 2022 08:31

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一時、米国と中国の協力の象徴だった「パンダ外交」が16日に50周年を迎えたが、両国の葛藤の激化で色あせたという評価を受けている。米国駐在中国大使は韓国ドラマ「イカゲーム」を取り上げて米国を批判した。

中国は1949年の中華人民共和国樹立以来、現職米大統領として初めて1972年に中国を訪問したニクソン大統領(当時)へ答礼として希少動物のパンダを米国に贈った。同年4月16日、首都ワシントンの国立動物園で雌雄パンダ1組が初めて米国人に公開された。50年が過ぎた16日の行事では、親パンダのメイシャンと子パンダのシャオチジが冷凍フルーツで作った50周年記念ケーキを試食した。

ワシントンの秦剛中国大使は同日、ハーバード大学で開かれたフォーラムに出席し、新冷戦に触れ、「我々は今、誤読と誤判が伴う暗雲に直面している」と米国を狙った。ニューヨーク駐在の 黄平中国総領事もまた、「米国と中国の競争は『イカゲーム』のような互いへの疑念と欺瞞ではなく、互いに学ぶ陸上競技のようなものでなければならない」とし、「一部の偏狭な人々が異なる歴史や文化、制度を持った他国を受け入れるのを嫌って非難する」と米国を批判した。

台湾を訪れた米上院外交委員会代表団も、超党派で中国を強く批判した。与党民主党のロバート・メネンデス上院外交委員長は15日、蔡英文総統を会見し「台湾は世界に重要な国家(country)だ」と発言した。中国が主張する「一つの中国」原則を真っ向から否定するものだ。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com