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興国生命の新監督にクォン・スンチャン氏、女子バレー勢力図に変化か

興国生命の新監督にクォン・スンチャン氏、女子バレー勢力図に変化か

Posted April. 02, 2022 08:25,   

Updated April. 02, 2022 08:25

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リーグの勢力図が変わり始めた。新型コロナウイルス禍で早期終了したプロバレーボールの女子チームが、次々と監督交代に本格的に動き出した。先陣を切ったのは興国(フングク)生命だ。興国生命は1日、元KB損害保険男子チーム監督のクォン・スンチャン氏(47)を新監督に選任したと発表した。契約条件は非公開だ。

成均館(ソンギュングァン)大学出身のクォン氏は、三星(サムスン)火災で選手生活をした後、ウリィキャピタル、大韓(テハン)航空のコーチを経て、2017年から3年間KB損害保険の監督を務めた。

これに先立ち、契約満了となったパク・ミヒ前監督(59)との契約を更新しなかった興国生命は、「率先して範を示すリーダーとしてソフトなカリスマのクォン監督がチームの名誉を高めてくれる適任者だと判断した」と説明した。クォン氏は、「4度の統合優勝に輝く興国生命の伝統を生かしてみせる。私が先頭に立って、選手とコーチ陣が皆一つになる」と意気込みを語った。興国生命は同日、自由契約選手(FA)のセッター、キム・ダソル(25)もチームに残留させた。年俸1億1000万ウォン、オプション1000万ウォンで、契約期間は3年だ。

これに先立って、韓国道路公社のキム・ジョンミン監督(48)と現代(ヒョンデ)建設のカン・ソンヒョン監督(52)、IBK企業銀行のキム・ホチョル監督(67)に続いてクォン監督まで合流し、新シーズンの女子7チームのうち半分以上が男子チーム監督出身となった。

イ・ヨンテク監督(45)と2年間の契約を終えたKGC人参公社は、再契約を検討したが、結局監督交代に舵を切った。最近、球団の新オーナー就任と共に変化と革新への意志を示したものだ。高麗(コリョ)人参公社は現在、外国人監督をはじめ多様な候補を検討している。

1日にポストシーズン(PS)に突入した男子リーグの監督の入れ替わりも本格化しそうだ。チャン・ビョンチョル韓国電力監督(46)、ソク・ジンウクOK金融グループ監督(46)、コ・ヒジン三星火災監督(42)らが今季限りで契約が終了する。3チームの中では、韓国電力だけが春のPSに進出した。


姜泓求 windup@donga.com