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今日から感染者は地域病院で受診

Posted March. 30, 2022 08:38,   

Updated March. 30, 2022 08:38

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30日から、新型コロナウイルス感染症の感染者も、新型コロナ以外に骨折や外傷などの健康問題があれば、町内の病院や漢方医院を訪れ、診療を受けることができる。感染により隔離中であっても、診療のための外出は一時的に認められる。

中央防疫対策本部は29日、新型コロナの感染者の診療を希望するすべての病院や医院で感染者を診療できるという内容を盛り込んだ「在宅治療外来診療センターを巡る拡充推進案」を発表した。既存の外来診療センターは、呼吸器関連の病院を中心に運営され、新型コロナ以外の疾患がある感染者は治療を受けにくいという指摘があった。

在宅治療中の新型コロナの感染者が対面診療を受けたければ、外来診療センターに指定された病院へ行けば良い。病院に予め連絡して訪問時間の予約をしなければならず、病院以外の場所には立ち寄れない。処方薬も、代理人が受け取るのが原則だ。

外来診療センターを訪問しても、新型コロナの内服治療剤は、新型コロナの関連疾患で診療を受けた時だけ処方される。例えば、皮膚科で火傷の治療と関連した診療を受けながら、内服治療剤まで処方してもらうことはできない。

外来診療センターへの参加を希望する病院や医院は、新型コロナの感染者のみ診療する時間帯を決めたり、別途の空間を設けなければならない。全ての病院や医院が申し込むことができるため、漢方医院も含まれる。病院級の医療機関は30日から、医院級の医療機関は来月4日から健康保険審査評価院に申請すればいい。申請日からすぐに新型コロナの感染者を診療できる。外来診療センターに指定された病院や医院のリストは、健康保険審査評価院のウェブサイト(www.hira.or.kr)で確認できる。

一方、「オミクロン株」の流行が本格化し、今年に入って新型コロナで死亡した人が30日で1万人を超えるものとみられる。29日に死者が237人追加され、今年の累積死者数は9860人にのぼる。同日の新規感染者数は34万7554人と集計された。次回の社会的距離確保の措置は、1日に発表される予定だ。中央事故収拾本部の孫映萊(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は29日、「同時にすべての距離確保の措置を解除すれば、流行が増幅する可能性は小さくなく、距離確保の措置を徐々に緩和している」と述べた。


イ・ジユン記者 asap@donga.com