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ソウル市、「負傷除隊軍人」への相談と雇用を支援

ソウル市、「負傷除隊軍人」への相談と雇用を支援

Posted March. 25, 2022 08:39,   

Updated March. 25, 2022 08:39

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ソウル市は、兵役中に負傷して除隊した「青年負傷除隊軍人」が社会に復帰できるよう、総合支援に乗り出す。

ソウル市は24日、「負傷除隊軍人青年の総合支援専用空間である『ソウル市青年負傷除隊軍人向けのワンストップ相談窓口』を、西海(ソヘ)守護の日である25日に麻浦区(マポグ)にオープンする」と発表した。

軍服務中に病気や負傷で除隊する軍人は、年平均1000人余りに達する。国家報勲処を通じて国家有功者などに選ばれれば恩恵を受けることができるが、事故の発生と原因把握から書類準備まで多くの困難が伴う。今回オープンする「ワンストップ相談窓口」は、こうした問題を含め、専門の相談と支援スタッフが軍の補償金の申請や国家有功者登録の手続きなどを支援する予定だ。国家有功者の選定結果や等級判定に不満があれば、無料法律相談も受けることができる。

ソウル市は、「ワンストップ相談窓口」を皮切りに、青年支援事業と連携して、心理リハビリと雇用支援も行う計画だ。ソウル市が発表した「青年負傷除隊軍人向け支援事業」は、4つの分野(△相談、△心理リハビリ支援、△自立力量の強化、△礼遇強化)の7つの細部事業で構成される。支援対象は、ソウルに住む19~39歳の負傷除隊軍人および国家有功者約2500人だ。

呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は、「青年負傷除隊軍人とその家族に実質的な助けになるよう、今後も様々な支援策を考えたい」と述べた。


姜昇賢 byhuman@donga.com