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柳賢振、26日のオープン戦に初出場

Posted March. 24, 2022 09:35,   

Updated March. 24, 2022 09:35

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「ブルーモンスター」柳賢振(リュ・ヒョンジン=35、トロント・ブルージェイズ)の今季初の大リーグ(MLB)オープン戦の登板日程が決まった。

スポーツネットカナダは23日、トロント監督の話として、「柳賢振が26日にフロリダ州ダニーデンにあるTDボールパークでデトロイト・タイガーズを相手に今季初のオープン戦を行う」と伝えた。

これで柳賢振は、トロント先発陣では最も遅れてオープン戦の登板に臨むことになった。ホセ・ベリオス、アレック・マノア、菊池雄星らトロントの先発と予定されていた選手たちは、すでに1度ずつ登板を終えた。また、他の先発候補に取りられているケビン・ガウスマンも、柳賢振より1日前の25日のアトランタ戦に登板する。

柳賢振の遅い登板には理由がある。昨年10月9日に帰国した柳賢振は、約5ヵ月間韓国に滞在しながらリーグ再開のニュースを待った。MLBは新しい労使交渉が遅れてロックアウトに追い込まれた。そうして5ヵ月以上が経ち、柳賢振は2013年の大リーグ進出以来、最も長く韓国に滞在することになった。今年1月、個人練習を終えて出国する予定だった日程を取り消して、古巣ハンファのスプリングキャンプにまで参加して体力を鍛えてきた。

MLB労使は11日、団体協約(CBA)を結ぶことにし、来月8日をレギュラーシーズン開幕日に決めた。これを受け、柳賢振も16日、TDボールパークに到着した。20日に初のライブ投球を行い、26日にはオープン戦に登板する。最初のオープン戦で2イニング程度を投げる予定だ。

遅い登板による負担はない。2020年にトロントに移籍した柳賢振は、昨季まで「不動のエース」だった。しかし昨年、ロビー・レイが実質的な先発1番手の役割を果たした。レイがチームを離れたが、トロントはベリオスと延長契約を結び、ガウスマンを獲得した。柳賢振としては先発3番手としてレギュラーシーズンを始めることになった。柳賢振は、「登板の順番は重要じゃない。いつも2点台の防御率を目標にしている。今季も同じ目標で準備する」と話した。

一方、キム・ハソン(27、サンディエゴ)はオープン戦で連日、安打を放ってアピールしている。23日、アリゾナ州フェニックスのグッドイヤー・ボールパークで行われたクリーブランドとの試合で、6番・遊撃手で先発出場し、2打数1安打を記録した。今年初盗塁も成功した。

キム・ハソンは今年出場したオープン戦3試合でいずれも安打を記録している。オープン戦の打率は.500厘(6打数3安打)1打点だ。昨季までは守備で頭角を現わしたが、打席では物足りなかったという評価を受けた。オープン戦で良いコンディションを見せているキム・ハソンが、開幕後の打席でも卵を殻を割って出ることができるかに関心が集まっている。


金培中 wanted@donga.com