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迅速抗原検査で陽性ならセルフ在宅治療、60歳以上と免疫低下者対象に明日から実施

迅速抗原検査で陽性ならセルフ在宅治療、60歳以上と免疫低下者対象に明日から実施

Posted March. 24, 2022 09:05,   

Updated March. 24, 2022 09:05

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25日から、60歳以上の新型コロナウイルス感染症の患者も、市中の病院や医院で専門家用迅速抗原検査(RAT)によって感染が確認されれば、「セルフ在宅治療」をしなければならない。在宅治療集中管理群を減らし続けてきた政府が、高危険群である高齢層まで一般管理群に切り替えたことで、医療界では彼らが「管理の死角」に置かれる恐れがあると懸念している。

中央災難安全対策本部(中対本)は、25日以降、RATで感染が確認された60歳以上や癌患者などの免疫低下者を、在宅治療集中管理群から除外すると、23日発表した。この場合、医療スタッフから1日2回の健康モニタリングを受けられない。モニタリングを受けるためには、別途に保健所への要請が必要だ。遺伝子増幅(PCR)検査で感染判定を受けた60歳以上は、今のように集中管理群に分類される。中対本は、「集中管理群は、担当の病院や医院が配置されてこそ電話相談と処方を受けることができるが、一般管理群は検査直後から普段通っていた病院や医院で非対面診療を受けることができる」とし、「60歳以上がすぐに治療を受けられるようにするための措置だ」と明らかにした。

23日0時基準の韓国内での新型コロナの新規感染者は49万881人で、史上2番目に多かった。累積感染者は1042万7247人で、国内の住民登録人口の20%を超えている。食品医薬品安全処は、感染者の急増に対応するため、同日、メルク社の内服用治療剤「ラゲブリオ」の使用を緊急承認した。


キム・ソヨン記者 チョ・ゴンヒ記者 ksy@donga.com