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「今年も世界一の座を守る」 三星が2022年型テレビの新製品発売

「今年も世界一の座を守る」 三星が2022年型テレビの新製品発売

Posted March. 23, 2022 08:53,   

Updated March. 23, 2022 08:53

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昨年まで16年連続で世界テレビ市場で首位を守ってきた三星(サムスン)電子が、今年の新製品を韓国内で発売した。米国市場には、9年ぶりに有機発光ダイオード(OLED)テレビを披露した。

三星電子は22日、「ネオQLED」など、今年のテレビ製品群の販売を開始すると明らかにした。今年もネオQLEDを最高仕様の製品群にし、8Kと4Kの2つの解像度製品を、それぞれ7モデルと14モデルを販売する。8K製品は65と75、85インチ、4K製品は43と50、55、65、75、85インチで構成されている。一般QLEDも同様に、ネオQLEDと同じサイズの製品であり、16モデルが用意されている。ネオQLEDテレビは、最上位の8Kモデル「QNB900」が75インチで1290万ウォン、85インチが1840万ウォンとなっている。4Kモデルは、QNB95基準で65インチが489万ウォン、75インチが689万ウォン、85インチが999万ウォンとなっている。

三星電子は、2022年型のネオQLEDテレビに、以前より画質処理機能が向上した人工知能(AI)半導体「ネオクアンタムプロセッサ」を搭載した。特に8K製品には、バックライト(光源)である「クアンタムミニ発光ダイオード(LED)」の光源処理の水準を高めた。昨年のモデルまでは4096段階だった光の明るさ段階は、1万6384段階へと細分化した。実感音響技術「ドルビーアトモス」を採用し、テレビの上面に上向きスピーカーを搭載して、より立体的な視聴経験を可能にした。

三星電子は、米国市場にOLEDテレビを披露し、再びこの市場に参入した。2013年以降初の新製品となる。三星電子の米国法人は、17日(現地時間)から2022年度テレビの新製品の事前販売を開始し、4K解像度の55インチ、65インチのOLEDテレビをネオQLEDテレビとともに消費者に披露した。価格は55インチが2199.99ドル(約268万ウォン)、65インチが2999.99ドル(約366万ウォン)だ。


徐亨錫 skytree08@donga.com