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50代の基礎疾患者も今日から「セルフ在宅治療」

50代の基礎疾患者も今日から「セルフ在宅治療」

Posted March. 16, 2022 08:52,   

Updated March. 16, 2022 08:52

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50代の新型コロナウイルス感染症の感染者のうち、基礎疾患者も16日からは防疫当局の健康モニタリングを受けることができず、「セルフ在宅治療」を行わなければならない。中央災害安全対策本部(中対本)は15日、同日から50代の基礎疾患者を在宅治療の集中管理群から除外し、一般管理群に転換すると発表した。彼らはこれまで、60代以上と共に集中管理群に分類され、病院で1日に2回、定期的に非対面の健康モニタリングを受けてきた。しかし、今後は健康に異常が生じれば、自ら診療を申し込まなければならない。

中対本は、「50代以下の致死率は0%に近いほど低く、モニタリングを打ち切る」と明らかにした。新型コロナの拡大以降、50代の累積致死率は0.06%となっている。しかし、同日、韓国内の新型コロナの重症者1196人のうち100人(8.4%)が50代だった。実際は、防疫当局のモニタリング能力が限界に達し、対象者の縮小は避けられなかったものと見られる。現行の体系で管理できる在宅治療の集中管理群は28万人ぐらいだが、すでに24万6000人がモニタリングを受けている。

一方、中対本は16日から、呼吸器症状が軽微で、他の疾患の治療のために入院した新型コロナの患者たちは、陰圧な隔離病床の代わりに一般病床でまず治療することにした。また21日からは、海外から入国した新型コロナのワクチン接種完了者の隔離を免除し、15〜20日に入国して隔離中であれば、21日に隔離を一括解除することにした。ワクチン接種の完了者とは、3回目の接種を終えるか、2回目の接種後14〜180日の間に当たる人だ。


趙健熙 becom@donga.com