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李在明氏、ウクライナ大統領卑下発言で「表現力不足」と謝罪

李在明氏、ウクライナ大統領卑下発言で「表現力不足」と謝罪

Posted February. 28, 2022 08:31,   

Updated February. 28, 2022 08:31

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与党「共に民主党」の大統領候補、李在明(イ・ジェミョン)前京畿道(キョンギド)知事が26日、「私の本意に反してウクライナ国民の皆様に誤解を与えたとすれば、私の表現力が不足していた」と謝罪した。前日のテレビ討論で、ロシアのウクライナ侵攻の原因について「6ヵ月の初心者の政治家が大統領となりロシアを刺激したことで衝突となった」と発言し、国内外で激しい批判が相次いだことを受け、謝罪したのだ。

李氏は26日夜、フェイスブックに、「制限された時間に十分に説明できなかったようなので、ウクライナ侵攻に対する意見を整理する」とし、「昨日のテレビ討論の全文をご覧になったなら、私が該当発言の直後にロシアの侵攻をはっきりと批判し、ウクライナ大統領をけなしたのではなく、(「国民の力」の)尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補の不安な外交・安保観を指摘したことは誰もがわかること」と強調した。また、「ウクライナの国民と政府の立場と努力を全面的に支持する」とし、「ロシアの侵略行動は決して正当化されない」と強調した。

李氏が急いで謝罪したのは、海外の有名なソーシャルニュースサイト「reddit」にこの発言の映像が掲載され、多くの批判コメントが寄せられたためとみられる。

保守系最大野党「国民の力」は、「国際的恥さらし」と総攻勢に出た。尹氏は26日、フェイスブックに「不幸なことを体験している他国を慰めるどころか、選挙に活用しようとどんなことでも話す姿勢が世界の人々の怒りを買っている」とし、「自尊心を傷つけられたウクライナ国民に大韓民国の大統領候補として代わりにお詫び申し上げる」と謝罪した。

同党の権寧世(クォン・ヨンセ)選挙対策本部長は27日、「(李氏の謝罪が)心からの謝罪だと思ったが、李氏のメッセージはウクライナ国民への謝罪ではなく尹候補に対する批判が目的だった」とし、「典型的な『水鬼作戦(窮地に落ちた人が他人も巻き込むこと)』で『大庄洞(テジャンドン)ゲート』の責任を尹氏に転嫁する態度と非常に似ている」と批判した。


ホ・ドンジュン記者 ユン・ダビン記者 hungry@donga.com · empty@donga.com