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韓国がワクチン人材育成のグローバルハブに、WHOが選定

韓国がワクチン人材育成のグローバルハブに、WHOが選定

Posted February. 25, 2022 07:53,   

Updated February. 25, 2022 07:53

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韓国は、低所得国が自らワクチンを生産できるよう専門人材を養成するバイオ人材養成ハブの役割を始める。

24日、保健福祉部によると、世界保健機関(WHO)は23日、オンラインでのブリーフィングで、韓国を「WHOグローバルバイオ人材養成のハブ」に選んだ。WHOは、新型コロナウイルス感染症後の国家間のワクチンの不平等問題を解決し、中・低所得国のバイオ力量を育成するため、「WHO人材養成ハブ」プロジェクトを推進してきた。韓国は、中・低所得国のワクチン自給化のため、ワクチンとバイオ医薬品の生産工程に関する教育とトレーニングを提供する役割を担う。WHOは、韓国を人材養成ハブに選んだ理由として、△世界2位のバイオ医薬品の生産力量、△バイオ生産工程教育のインフラ、△政府の積極的意志などを挙げた。

福祉部は、仁川延寿区(ヨンスグ)の松島(ソンド)と忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)に、バイオ生産工程の公共実習所2カ所を拡充し、追加で教育所2カ所と訓練施設も設ける計画だ。今年7月から、外国人370人、韓国人150人を選抜して教育を開始する。グローバルワクチンハブ化推進団のイ・ガンホ団長は、「教育の規模を徐々に拡大し、バイオ生産教育設備が構築される2025年には、年間2000人規模で開発途上国の訓練生を招待する」と述べた。


イ・ジユン記者 asap@donga.com