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サッカー英雄シェフチェンコ、ウクライナ国民に「団結」訴え

サッカー英雄シェフチェンコ、ウクライナ国民に「団結」訴え

Posted February. 25, 2022 07:54,   

Updated February. 25, 2022 07:54

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ウクライナの「サッカー英雄」アンドリー・シェフチェンコ(46)がロシア侵攻で危機に瀕した祖国のために国民の団結を訴えた。

2000年代にサッカーの世界的なスタープレイヤーだったシェフチェンコは最近、ソーシャルメディア(SNS)で、「国旗と領土」の画像を掲載して国民の団結を呼びかけた。「私の母国はウクライナだ。常に国民とわが国を誇りに思った。私たちは多くの困難な時期を経験したが、この30年間、一つの国家を築いてきた、誠実で勤勉で自由を愛する国というのが私たちの資産だ」と書いた。その上で「厳しい時期だが団結しなければならない。団結すれば勝利するだろう。ウクライナに栄光を!」とつぶやき、抵抗する志を結集するのに先頭に立つと誓った。

豪州の伝説的なクリケットスター、シェーン・ウォーンとサッカーの元イタリア代表FWマルコ・ボリエッロは、レスにハートを残して熱烈な支持を送った。シェフチェンコの投稿には8万2600人が「いいね」をつき、2400の書き込みがついた。

ウクライナの キエフ州ドヴィルキウシュチナ出身のシェフチェンコは、イタリアのACミラン(1999-06)とイングランド・プレミアリーグのチェルシー(2006~2009)でプレーし、ワールドクラスのFWとして名を馳せた。ACミランの欧州チャンピオンズリーグ(2002~2003シーズン)とセリエA優勝(2003~2004シーズン)をけん引した。セリエAの得点王も2度も獲得した。2004年には世界最高のサッカー選手に贈られる「バロンドール賞」を受賞した。2006年ドイツ・ワールドカップではウクライナ史上初の本大会出場を牽引し、代表戦111試合で48ゴールを決め、国民に希望を届けた。ユーロ2020(欧州選手権)でウクライナ代表監督を務め、史上初のベスト8入りを牽引したシェフチェンコ氏は、昨年8月に監督を辞任した。


兪載泳 elegant@donga.com