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「韓国人71%、独自核開発に賛成」米シンクタンク世論調査

「韓国人71%、独自核開発に賛成」米シンクタンク世論調査

Posted February. 24, 2022 09:25,   

Updated February. 24, 2022 09:25

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韓国人10人に7人が独自の核兵器開発を支持するという米シンクタンクの世論調査の結果が公開された。韓国人の多くが10年後の最も脅威的な国として中国を挙げ、回答者の82%は北朝鮮は核を放棄しないだろうと答えた。

 

米シンクタンク「シカゴ・グローバル評議会(CCGA)」は、韓国リサーチに依頼して昨年12月1~4日、18歳以上の韓国人1500人を対象に世論調査を実施し、21日にこのような結果を公開した。

 

調査の結果、韓国の独自核兵器開発に賛成するかという質問に、回答者の71%が賛成した。反対は26%にとどまった。核兵器保有に賛成する理由としては、「北朝鮮以外の脅威の防衛」(39%)が最も多かった。「国際社会での韓国の地位の向上」(26%)と「北朝鮮の脅威への対応」(23%)が後に続いた。

 

米国の核兵器を韓国に配備することに対しては56%が賛成した。しかし、独自の核兵器開発と米国の核兵器の韓国配備のうちどちらかを選択する場合、「自主開発」という回答は67%で、「米国の核兵器配備」(9%)より圧倒的に多かった。回答者の24%は、韓国内の核兵器配備そのものに反対した。

 

現在の韓国の安全保障に最も脅威的な国としては北朝鮮(46%)が挙げられ、中国(33%)、日本(10%)、米国(9%)が後に続いた。一方、10年後の最も脅威的な国家として、回答者の56%が中国を挙げ、北朝鮮という回答は22%だった。

北朝鮮の核放棄については、回答者の82%が「放棄しないだろう」と答えた。北朝鮮との衝突時、米国が韓国を防衛すると確信するかという質問には、「する」が61%、「しない」が36%だった。


キム・スヒョン記者 newsoo@donga.com